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club Vauban クラブヴォーバン

2009.2.21に開催されたドイツ式ワークショップ「未来工房」の成果を公開    [2009年03月31日 11:06]

未来工房からの提言――低炭素社会のグランドデザイン

NPO法人ソーラーシティジャパン内に設立された住宅地における低炭素社会を提案するイニシアチブ「クラブ・ヴォーバン」は、2009年2月21日(土)に、千代田区総評 会館において、まちづくり・家作りの専門家と市民参加意識の高いモチベーションに溢れる市民をあわせて16名招集し、「未来工房」と呼ばれるドイツで代表的なワークショップを実施しました。

今回の「未来工房」開催の目的は、以下の2点です:

1)ドイツで一般に普及しているまちづくり・住民参加のワークショップの手法である
「未来工房」を、まちづくりや家作りなどにかかわる日本の専門家や市民が実際に体験し、その手法に関する情報を得ることで、参加者に新しい視点やノウハウを提供する。

2)プレ・ワークショップとしての位置づけであるため完全な形ではないものの、いくつかの低炭素社会の実現ために必要なポイントを「未来工房」で実際に検討し、提言として取りまとめる。


1)に関しては、参加者には事前に情報が提供され、また当日には「未来工房」の意図や目的、手法が詳しく説明されました。また、「未来工房」を実施した記録もかなり精密に取りまとめられ、参加者の提出したアンケート結果と合わせて、ノウハウ・情報の共有化が図られています。
2)の提言については、下記リンク(PDFダウンロード)のように取りまとめられています。

この提言が、何らかの示唆をもたらすものとして活用されれば幸いです。

未来工房からの提言――低炭素社会のグランドデザイン
PDFダウンロード

未来工房とは
1960年ごろから提唱されはじめ、芸術家で市民活動家であった未来研究の草分け的存在ロベルト・ユング博士らによって1980年に著書『未来工房』に取りまとめられ、一般化したワークショップの手法。社会的な問題を空想力を働かせることで全く新しいアイデアや解決方法を開発、模索してゆく。最初は実現不可能に思われる未来の理想図を草案し、それを現実化してゆくための可能性を段階的に検討、最終的には解決法にまで発展させる。

ドイツ式ワークショップ「未来工房」を開催    [2009年03月07日 15:37]

テーマは、低炭素社会に向けたグランドデザイン。

ドイツ在住の環境ジャーナリスト・村上敦氏をモデレーターとして迎えたドイツ式ワークショップ「未来工房」(主催・NPO法人ソーラーシティ・ジャパン)が2月21日、東京都千代田区で開かれました。

クラブヴォーバン会員を中心に呼びかけ、工務店経営、造園設計者、区議会議員、ジャーナリスト、環境NPOなど15人が参加しました。

このワークショップの目的は、「住宅地・まちづくりのマクロ」と呼ばれる分野における「低炭素化社会実現のためのグランドデザイン」の提案です。

始めに、私たちの暮らしの中にある不満を見つけるという作業をしたあと、ネガティブな頭をポジティブに切り替えていきました。
例えば、「子どもが安心して遊べる場所が少ない」という、とらえ方ではなく、「子どもが集まって遊べる場所がある」といった具合です。

その後、未来工房の特徴のネガティブな発想やディスカッションの禁止などの一定のルールを設け、「エネルギーが再生可能・自給できる街」「失業者がいない街」「桂離宮がある街」など、できるだけたくさんのアイディアを出していきました。

最終的に「乗り物が自然エネルギーで動く街」「教育費・保育費ゼロの街」など8つのテーマにまとめることができました。

参加者からは、「今までの型にはまった発想の転換につながった。」「“できない”と思い込みがちな、見えない殻を破ることができた。」「これまでに、触れたことのない手法でのワークショップの運営に興味を持った。」「多様な意見を引き出す手法として社内でも活用できる」といった感想がありました。

今後、8つのテーマを提案書としてまとめ、ソーラーシティ・ジャパンホームページ、クラブヴォーバンホームページで3月中旬に掲載予定です。5月には第二回を行う予定です。

クラブヴォーバン会員を募集しています。お問い合わせはクラブヴォーバン事務局まで。