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                 持続可能なまちづくり

日独サスティナブル建築フォーラム開催のお知らせ

皆さん、こんにちは。クラブヴォーバン代表の村上です。

 

来る2013年10月29日(火)に東京で、そして11月1日(金)に四国高松で、クラブヴォーバンが主催の日独サスティナブル建築フォーラムを開催いたします。

 

このフォーラムの目指すところは、ただ一つ。日本全国、建築に関連するステークホルダーの方々に、できるだけ多くの方々が共感できる内容とクオリティで、次の段階へのステップアップとなる道標を、クラブヴォーバンのネットワークで打ち立てようというものです。

 

少し説明させてください。

 

今の日本では、ようやく省エネ建築の意義や、不動産というものの本質、つまり住まいの持続可能性について、一部のパイオニアたちの絶えまない努力によって、世に広まってくるようになりました。もちろん、そうしたパイオニアのアイデアが面状に、当たり前のものとして、全国各地に根付いていると言っているわけではありません。しかし、少なくとも、市民の方々など、このテーマに関心を示す人がいるならば、ほんのすこしアクティブに動かれることで、ネット上に、書籍の中に、そうしたパイオニアたちのアイデアは掲載されていますし、メディアも積極的に取り上げるようになっています。

 

しかし、個別の分野のパイオニア的な事例はあったとしても、---例えば、省エネ住宅について、健康被害のない建材や工法を利用した住宅について、設備について、あるいは不動産の資産価値について、建物のいろいろな種類での評価手法についてなど---それらの物事が指し示す未来は、どんな姿になっているのかを指し示すビジョンが、多くの方々が共有した形で、世に示されているわけではありません。

 

そこで、狭い範囲、個々の分野の個別の事象を追求するのではなく、最大公約数的な意味合いで、広く、ビジョンを語り、共有する機会を設けられないものかと、クラブヴォーバンでは常々考えていました。なぜなら、私たちの団体は、子どもたちの世代に満足してもらえるような、幸せ、豊かさがある日本のまちづくり、社会を作り出すことにあるからです。

 

ドイツでは社会学的な大きなアンケート調査が長年実施されており、その膨大なデータから、自身の人生の満足度、人びとの暮らしの豊かさを決定づける三大要因が、学術的な調査から導き出されており、それが社会で共通認識として通用しはじめました。

 

その三大要因とは、

1.健康

2.ふれあい

3.経済

です。

 

この三大要因に、例えば建物は、住宅は、オフィスは、大きく関わっていますし、同時に地方自治体は、地域は、集落は、町内は、大きく関わっています。

 

そこで、今回のフォーラムでは、各分野でパイオニア的な役割を果たしてきた、そして現在も第一線で活躍されている贅沢なゲストを招き、それぞれの分野での取り組みを紹介していただき、同時に、豊かさの共通項、最大公約数的な豊かさのある家庭、地域、社会のビジョンをあぶりだしたいと思っています。

 

詳細はチラシを確認下さいませ。数多くの方々のご参加を心からお待ちしております。

 

お申し込みはこちらから

 

村上敦

 

10月29日 東京シンポジウム
20131029 Tokio CV Symposium 01.pdf
PDFファイル 256.3 KB
11月1日 高松シンポジウム
20131101 Takamatsu CV Symposium 02.pdf
PDFファイル 395.2 KB