ドイツ・NRW州でクラブ・ヴォーバンの活動を報告してきました

6月4日にNRW州の州都ドュッセルドルフで開催されました日独経済シンポジウム。

今回のテーマは、再生可能エネルギー、省エネルギー、エネルギーの効率化、そしてエコ建築でした。

この場に、クラブ・ヴォーバンの早田代表理事が招待されまして、まちづくり、エコ建築の分野での日独の繋がりについて、プレゼンテーションをしました。

とりわけ、現在、発行が進められている建築物の燃費証書「エネルギーパス」について、ドイツNRW州との共同・強力について報告させて頂き、会場から大きな関心が寄せられました。

パネルディスカッションでは、とりわけ国土交通省の井上審議官と、日独の建築物スットクの置かれている現状の違いについてディスカッションし、それを踏まえた上で、日本での省エネ改修の可能性について要望を述べさせていただける機会も得ました。井上審議官の日本の建築の現状と枠組みのプレゼンも、的を得ていて素晴らしかったです。

また、基調講演は、ISEPの飯田氏によるもので、福島第一原発事故の日本のエネルギー政策上のインパクトについて、また311以降の日本のエネルギー政策の変化などについての情報提供が行われました。

興味深かったのは、独高級家電メーカーMiele社によるプレゼンでした。現在は、白物家電における消費電力の削減がかなり推進され、ランニング時の削減幅の「のりしろ」がそれほど大きくなくなっているため(費用対効果に見合わない)、LCAでのエネルギー削減として、さらなる製品の「長寿命化」に取り組んでいるとの趣旨でした。修理なしの交換、短寿命化、陳腐化による更新で生きながらえている古今の家電メーカーとは視点が異なり、会場からは大きな関心と評価を送られていました。