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エネルギー自立地域経済好循環 × イノベーション 
                 持続可能なまちづくり

ドイツ視察

クラブヴォーバンではドイツ・フライブルクにて、持続可能なまちづくりを学ぶための合同視察・セミナーを実施してきました。

環境都市フライブルクの暮らしぶりや先進的な取組に直に触れられ、詳細な解説を聞くことができるので、大好評をいただきました。

※フライブルク市の建築・エネルギーを中心テーマとしたドイツ現地での合同視察会は、現在は 日本エネルギー機関(JENA)が実施しています。詳細は日本エネルギー機関までお問い合わせください。

視察レポート

ドイツ視察レポート
2014.11.11〜2014.11.17
作成:株式会社低燃費住宅メンバー
加地京平・多田香奈子・山岡大師・前岡奈緒・松本早有理
ドイツレポート.pdf
PDFファイル 3.8 MB

ドイツ視察レポートアーカイブ

2012年

6月

14日

CV合同視察、2012年夏も無事に修了しました

2012年6月5日~10日の日程で、クラブ・ヴォーバンでは、ドイツにおける持続可能な建築/まちづくりの合同視察を行いました。

今回の最初の訪問地は、ハム市、エコセンターNRW。建築、物理学の専門家集団を20名ほど抱え、建築家への講習、自治体へのコンサル、国の法制度変更の際のシンクタンクなどを主たる業務としているエコセンターで、ドイツの建築にかかわる法制度とその推移について、省エネ建築の現状、そして建材や設計での持続可能性についてのレクチャーを受けました。その後、ハム市で新築中の現場を見てきています。

翌日は、ドルトムント市で現在開発中のフェニックス湖畔のまちづくりについてレクチャーを受け、視察するとともに、ランドマークとして設置されているプラスエネルギーハウスを見学、解説を受けました。Bプラン策定時にどこまで日射取得を考慮するのか、最新のシュミレーションプログラムの実例などについても、実務者から解説を受け、ミクロだけではなく、マクロの対策が必要だと、参加者は刺激を受けたようです。

その後、フライブルク市に拠点を移し、いつものように、ヴォーバン住宅地の視察。あいにくの雨だったですが、デザイン性や交通も含んだまちづくりの配慮について説明がありました。さらに、フライブルク市内中心部で市街地の活性化について、肌で体験していただけたのではないかと思います。

次の日は、早朝から持続可能な森林経営について、森を歩きながらのレクチャー、その後、フライブルク市内で木造建築の工務店を訪問し、完成後の物件の視察と、新築中の現場を訪問しました。また、黒い森南部の地域の中小の工務店、建築家、エネルギー設備関連の事業者が30社集まって設立された展示場を訪問しました。ここには、現在の各種工法の壁や屋根、開口部の断面模型が数多く設置されていたため、参加者の関心は大きかったようです。また、森林の話と合わせて、木材チェーンのレクチャーもありました。

最終日は、フランス・ストラスブール市を訪問し、世界遺産の木組みの家や欧州議会を見学しました。

今回は、夜の食事会も議論で大いに盛り上がり、参加者の皆さんの意識向上、変革、そして新しいビジネスモデルの模索に大いに役立てた視察プログラムだったとの感想もいただきました。

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2011年

7月

13日

ドイツ・フライブルクへの合同視察報告

2011年6月28日から7月3日にかけて、クラブヴォーバンの会員様がドイツ・フライブルク市を中心に訪れ、合同で視察・意見交換会を行いました。

参加された会員様に印象に残った写真を1枚、そしてコメントを寄せていただきましたので、順にアップしてゆきますね。

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2009年

10月

09日

第2回 CV ドイツ・フライブルク合同視察レポート

ドイツにしては気温が高い日でした。半袖のシャツで1日平気でした。

今日は終日フライブルグにあるヴォーバン住宅地の視察。まずはフライブルグの平均的な住宅賃料等を確認!市内賃料床面積1m2あたり8~9ユーロ

家族で100m2の家を借りると・・・800ユーロくらい現在130円で計算すると、10万円強する・・・結構家賃高いですよね!

田舎の方といっても電車で20分くらいで5ユーロくらいになるようです。

結果500ユーロ・・・6.5万円くらいですね

中心部の町並みは、中心の大聖堂の周りは空襲で焼けたそうです。しかし自分たちが宿泊している周りは1400年前後から合った場所です。それをメンテナンス、改築をしながらずっと存在しているのです

フライブルグ:ラインハウス(テラスハウス)

家と家境界は繋がっています。道路と建築物は全て壁面を合わせて建てるということになっています。ですから住宅が繋がって建築されているようになります。

昔は、中心部にも車が入るようにアスファルトで敷き詰められていたようです。

中心部は混雑しますし、駐車場の確保も大変・・・結果としてお店からどんどん人が離れ郊外の大型店舗に流れたようです。現代の日本のようです。郊外に人が流れ、市内、駅前はシャッター街になる・・・

そこで1968年から社会実験を繰り返しました。

車を通行止めにしたり、ある通りは完全に車が入れないようにしたり・・・

当初商店街は猛反対でした。しかし結果1978年に実験結果は車を市街地に入れないほうが商店街は活気付くということで9時半から20時までは住民等以外は原則車の進入を禁止しました。

結果街に公共交通が縦横無尽に走りました。ウインドウショッピングをしながら買い物が安心してできる、しかも歩ける距離で・・・

 

フライブルグ城門、城門からトラム

この写真はまだ朝9時前ですが、結構な人通りです。

夜ともなると物凄く人通りが多くなり活気付きます。

ドイツの人々は朝早く会社に出勤し、夕方早く自宅に戻り出かけたり、家族と一緒に食事を取るという習慣がついているようです。ですから、夜はみんな公共交通を使って街に繰り出します。

(クラブヴォーバン 代表理事 早田 記)