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                 持続可能なまちづくり

持続可能なまちづくりサークル(仮称)

2017年

11月

02日

学生・若者対象の第5回目「持続可能なまちづくりサークル(仮称)」を9月19日に開催しました!

第5回目は、代表理事の早田と理事の中谷がナビゲーターとして入り、参加者の方々と「みらいを語る会」でした。今後「持続可能なまちづくり」のために、今何に関心があるのか、今後何をしていきたいのかについて、じっくりお聞きしました。

そして、せっかく同じような志や興味を持って集まったメンバーなので、まずは横のつながりで気軽に話し合える場をつくるということで、参加者の方が主体となってSNSで新しいグループを作り、情報交換をしあうことになりました。

一人では実現が難しいことでも、同じようなヴィジョンを持つ仲間と一緒なら、実現できることもあると思います。

9月をもって、連続5回で開催してきた「持続可能なまちづくりサークル(仮称)」今年の公式イベントはいったん終了となります。

今後は、参加者の方たちが主体となり、クラブヴォーバンという器を使って何かをしたい場合には、クラブヴォーバンは後方から支援できることは支援していきたいと考えています。このサークルのFacebookページも立ち上がり、10月28日(土)には、サークルのメンバーたちの自主的な集まりの第一回目があり、今後やっていきたいことのアイデアが2つ3つ出てきました。

今後のみなさんのご活躍を、心より応援しています。

このサークルに関心を持たれた方は、事務局までご連絡ください。

2017年

7月

12日

学生・若者対象の第3回目「持続可能なまちづくりサークル(仮称)」を7月5日に開催しました!

「再エネや省エネを含む、低炭素型の都市計画など“持続可能なまちづくり”に関心のある十代、二十代の学生や社会人が、組織の枠を超えてネットワークできる場づくりを提供・サポートしよう!」ということで始まったサークル。 

第三回目は、今回は、マンションなどの省エネコンサルを手掛ける、クラブヴォーバン理事の中谷哲郎から「旧東ドイツで進行中  団地・学校まちごと再生計画」について。「持続可能なまちづくり」のためには、省エネ・再エネを駆使して地域で回したお金を、何に投資するか?が重要なポイントで、お金を節約しため込むだけではなく、子どもたちや未来が豊かになるために投資をすることが、その地域にとって重要であるという話でした。

 その最新事例として、ドイツの小中学校で進んでいる、断熱改修の例をいくつか紹介。教室の隅々や体育館まで、22~25℃の室温で保たれている高断熱の学習環境は、子どもたちが快適に学習できるのみならず、学習効率も上がります。ドイツでは教室の温度が27℃を超えると、なんと校長先生の権限で休校にできるそう!

ポツダム近郊のガーデンシティ・ドレ―ヴィッツの団地ごとまるごと省エネ改修のプロジェクト事例においても、団地の改修の前にまず、広大な駐車場の緑地公園化と小学校の断熱改修からスタート。団地が建設されて30年、建物は古くなり、少子高齢化が進み、治安もよくなかった団地。団地の省エネ改修後は、光熱費が従来の半分。そこに住む人々のアイデンティティ “「Civic Pride」を取り戻す“ がキーワードで、現在、子どもを持つ若い世帯の入居が増えているそうです。

今回も、懇親会で遅くまで残って熱心に質問したり話に聞き入る人が何人かいて、頼もしい会になりました。

2017年

7月

10日

学生・若者対象の第2回目「持続可能なまちづくりサークル(仮称)」を6月22日に開催しました!

「再エネや省エネを含む、低炭素型の都市計画など“持続可能なまちづくり”に関心のある十代、二十代の学生や社会人が、組織の枠を超えてネットワークできる場づくりを提供・サポートしよう!」ということで、今年のクラブヴォーバンの新たな試みの目玉として5月に始まった「持続可能なまちづくりサークル(仮称)」。今回は20名近くの学生・社会人たちが集まりました。

第二回目は、代表の村上敦がドイツより帰国し「ドイツの都市計画と再エネ政策最前線!」と題して、ドイツの先進例とともに、これから日本が直面する少子高齢化・人口減少社会を見据えて、日本の高度成長期の建売り住宅や団地の問題点、省エネ・再エネによるまちづくりと地域経済活性化、これから進めるべき立地適正化計画やコンパクトシティの取り組みなどを紹介しました。 

その後の懇親会では、クラブヴォーバンの理事も参加し、「ドイツの再エネ政策」「省エネによる住環境」「SDGs」の3つのグループに分かれて、ミニレクチャーやディスカッション。遅くまでとても熱心に参加する人たちの姿も見られました。

2017年

5月

17日

学生・若者対象の第1回目「持続可能なまちづくりサークル(仮称)」を5月16日に開催しました!

「再エネや省エネを含む、低炭素型の都市計画など“持続可能なまちづくり”に関心のある十代、二十代の学生や社会人が、組織の枠を超えてネットワークできる場づくりを提供・サポートしよう!」ということで、今年のクラブヴォーバンの新たな試みの目玉として始まった「持続可能なまちづくりサークル(仮称)」。就職活動や、就職数年目の仕事の合間をぬって、若者たちが集いました。

第一回目は、代表理事の早田宏徳より、「ドイツに学ぶ  最先端の省エネ・断熱・健康住宅!」と題して、省エネ住宅から見た、日本の住宅と住宅市場の問題点と対策についてのレクチャーがありました。日本の家の壁が薄くとても寒いため、結露しカビが生え、室内での温度差が大きいので、すでに現状、アトピーや心筋梗塞や脳梗塞など様々な健康被害の原因になっている可能性が大きいこと。熱をためることができないため、光熱費がかかりすぎてしまうこと。カビやシロアリなどで家が傷むため、30年のローンを組み戸建ての住宅を建てても、30年後に住宅部分は無価値となってしまうこと。そのリスクを避けるためにどうすればよいか、などについてでした。 

省庁勤めの方、国のエネルギー関係機関で働く方、都市開発系の企業の方、税理士法人、環境都市システムや都市工学、社会工学、社会学、政経学や商学部、教養学部・・・etc. 様々な社会人や学生たちが集まり、それぞれの自己紹介タイム。クラブヴォーバンの名前の由来である、ドイツ・フライブルクのヴォーバンを訪れたことのある方も、何人かいらっしゃいました。

その後の懇親会では、レクチャー内容の質疑応答、これまでやってきたことや関心のあるテーマ、これからやってきたいことなどの話題などで大いに盛り上がりました。

次回は6月22日(木)、代表の村上敦がドイツから帰国し、第二回「ドイツの都市計画と再エネ政策最前線!(仮)」のレクチャーと懇親会を開催予定です。