イベント情報&コラム

2017年

1月

18日

「持続可能なまちづくり」サークル5月始動!参加者募集します

「持続可能なまち」つくろう


 蒼く澄んだ空 迫力ある緑は豊か 深呼吸したくなる空気
 トラムや自転車で 容易に通勤・通学・買い物ができる
 商業施設・雇用も近くにあり 車なしでも 快適に暮らせるまち

 

 子どもたちが遊び お年寄りが散歩できる
 そんな社会的な空間を実現した 安全な路地
 外からは車の騒音が聞こえず 静寂と鳥の鳴き声に包まれる 在宅の時間

 

 木質チップによる地域暖房 コージェネによる熱供給や発電
 家の中では どの部屋でも 夏は涼しく 冬は暖かい
 高断熱・高気密 快適な省エネ住宅

 

 雨水を土にため込む 屋上緑化と浸透マス
 広場では 活気あふれるマルシェや蚤の市
 生協・組合・NPO 市民の活躍で まちがにぎわう

 

 二十年前から世界中からの視察が絶えない
 そんなドイツのヴォーバン住宅地を訪れた人びとは 
 皆驚き「こんなまちに私も住みたい」と言います

 

 ヴォーバンのような 人々が快適に暮らせて 地球にも優しい
「持続可能なまち」を日本にもつくろう! と願い 
 実際に動いている人たちが集う《場》が《クラブ・ヴォーバン》

 

 日本の素敵な未来のまちづくりを
 私たちと一緒に ワクワクしながら 考えていきませんか?

 

「持続可能なまちづくり」を学びながら 
 学校・大学・職場などの枠組みを超え 仲間をつくりたい人
 次世代を担う 十代・二十代の仲間を募集します!

■概要
名 称:「持続可能なまちづくりサークル(仮称)」始動!

    次世代のまちを自らの手でつくっていきたい若者、集まれ!!

 

日 時:第1回   2017年5月16日 (火) 「ドイツに学ぶ  最先端の省エネ・断熱・健康住宅!(仮)」                
    第2回   2017年6月22日 (木) 「ドイツの都市計画と再エネ政策最前線!(仮)」                 
    第3回   2017年7月5日 (水)  「旧東ドイツで進行中  団地・学校まちごと再生計画(仮)」

 

場 所:クラブヴォーバン新橋サロン (東京都港区新橋2-5-6 大村ビル8階)

    ※第1回目の会場は変更になるかもしれませんので、ご注意ください。

 

時 間:19~21時

 

対 象:「持続可能なまちづくり」をしていきたい、29歳以下の学生または社会人

 

参加費:無 料

 

内 容:講師による約1時間のレクチャーの後、約1時間の参加者によるディスカッションや交流会

    さらに希望者には懇親会(軽食・飲み物付き)

 

定 員:30名 要予約 先着順

 

■講師紹介

■フライヤー ダウンロード

持続可能なまちづくりサークル始動
2017学生サロンチラシ7'''.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント 1.8 MB

■申し込み・お問合せ先


クラブヴォーバン事務局 福島 または 代表 村上敦のFacebook
Email     :fuku-y□club-vauban.net (□を@に変えてお問合せください。)

Facebook :https://www.facebook.com/murakamiatsushi
電 話      :03-6205-4493

 

上記メールアドレスまたはFacebookまで、以下をご記入し、送信をお願い致します。

 

タイトル:「持続可能なまちづくりサークル 問い合わせ / 申し込み」

本文:  

・ 氏名
・ 連絡先メールアドレス 
または 電話番号
・ ご所属
( 学生:大学や大学院名と学部&学年 / 社会人:会社名・団体名・研究機関&年齢 )

何月の回に参加希望か
・ 懇親会参加の有無(セミナー会場にて軽食と飲み物・参加費無料)

 

※ 今回の募集対象は十代・二十代の学生または社会人とします

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2017年

1月

10日

代表挨拶と新刊本、今年度の新企画について

昨年中は皆さまには大変お世話になりました。

 

2017年も一社クラブヴォーバンでは、たくさんの活動を企画しています。今年もよろしくお願いします。

昨年末にはまた、いくつかのニュースで気が重くなりました。


1.日本においては労働の生産性が上昇していない
(OECD20位、世界27位に。世界の先頭集団から過去15年間で早すぎる転落)
 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS22H5V_S6A221C1EA1000/

 

2.有効な少子化対策がまったく行われておらず、子どもの数は減るばかり
(100万人を割るようになった→2050年に日本の人口は9500万人、2100年には4500万人という推計はほぼ確定的でしょう)
 http://www.asahi.com/articles/ASJDQ436QJDQUTFK00D.html?iref=comtop_list_lif_n01

 

3.日本人の身長がこれ以上伸びなくなったことが確定的に
(これほどまでに世界に閉じた社会を作ってゆくなら、今後、遺伝子の多様性の確保もままならなくなる?)
 http://www.asahi.com/articles/ASJDN77CQJDNUTIL06S.html?iref=comtop_list_edu_n04

 

これらすべてはお互いに関連し、一つの物語のように衰退してゆく現状を映し出しています。

持続可能性という言葉から遠いところにあるのが現在の日本社会です。

 

 

そんな中、私たちクラブヴォーバンでは、嬉しいことにより若い世代がメキメキと実力を上げてきているため、彼らを中心にして、『海外キャリアのつくり方~ドイツ・エネルギーから社会を変える仕事とは?』(いしずえ出版、2017年1月15日発売)という本を作りました。


この本を企画した主な理由とは、

 

① 環境・エネルギー・まちづくりなどに興味がある学生さんたちと交流する機会をすでに15年以上持っていますが、その交流の経験から、彼らの素晴らしい能力、熱意とは裏腹に、現状の日本の「高校生の大学選択→大学生の就活」という既存のシステムは、そうした能力を生かせず、かつ、モチベーションも奪ってしまうようなひどいものであり、その傾向が益々近年、強力になってきているという危機感があるからです

 

② また「社会や大学などに巣くう、それでのうのうと食べている大人たち(高齢者既得権益者層)」について、若者に十分な情報提供がなされているわけではないので、そうしたことにも目を向けて欲しい。お前ら、食いものにされている世代なんだから、十分に気を付けろよと。おりこうさんで、レールの上にいると、将来痛い目に遭うぞと。

 

③ 私(45歳)より10歳年下の次世代の4人の優れた若者が、ドイツにおいてエネルギーシフトに関連する分野で活躍するようになったので、彼らに自身の半生を語ってもらうことで、上記の固定化されたシステムについて、その通りでよいのかどうかを、高校生、大学生に考えてもらう機会を提供したい。

 

というものでした。

 

そして本書の中身は、もちろんドイツのエネルギーシフトについての情報提供もしていますが、それ以上に、共著者5人が自身の半生を語り、同時に(教訓めいたり、真似しろというスタンスではなく)、自分が感じたことをそのまま率直に書くというスタイルを取っています。

 

つまり、個別の事例と問いかけはあるのですが、答えが書かれてはいない(出すのに勇気が必要だった)本です。

ということで、対象者はあくまで高校生、大学生、そしてそのご両親を想定しています。

 

また、今年度から一社クラブヴォーバンでは、そうした学生・若者が集い、いろいろと情報交換したり、企みを持ったりすることのできる「場」であるサロンを開設したいと思い準備中です。

 

https://www.club-vauban.net/2017/01/18/20170118/

 

 

ということで、今年のクラブヴォーバンは、とりわけ若者に焦点を当てて、引き続き持続可能な社会を作るための活動を続けてゆきます。

 

皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

代表 村上敦

 

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2016年

11月

21日

PJ80セミナー第4回東京「表示の次は最適化!設備設計ツールとしてのエネルギーパス 」を開催しました

9月15日、第4東京PJ80セミナー「表示の次は最適化!設備設計ツールとしてのエネルギーパス ~エネルギーパス別角度考察~設備×耐震×事例~」を開催しました。建築士や設計士などの専門家のほか、CV会員を中心に盛況の内に終了しました。

断熱改修をする前に、建物の性能のビフォー・アフターを計算することができるツール、エネルギーパス(※1)。最先端の木製トリプルサッシの販売を手掛け、日本エネルギーパス認定講師でもある吉田登志幸氏からは、エネルギーパスを使った断熱改修事例の紹介がありました。実際に改修をする前に、どこの改修にいくらかければどれだけの光熱費が下がるか、費用対効果のシミュレーションパターンを施主の方にもわかりやすい形でいくつも出すことができるので、ぜひ活用することをお勧めしたいとのことでした。

※1 エネルギーパス:
EU全土で義務化されている「家の燃費」を表示する証明書。EUでは一年間を通して快適な室内温度を保つため為に必要なエネルギー量が明示されています。床面積1m2あたり○○kW時必要という形で数値化されており、誰でも簡単に家の燃費を確認する事ができます。このエネルギーパスの日本版を普及させようと、2012年に一般社団法人日本エネルギーパス協会が設立されました。

 

CV理事で一般社団法人日本エネルギーパス協会代表の今泉太爾からは、エアコンなど家電の省エネについて。日本版のエネルギーパスのソフトウェアの開発者。建築の省エネ法が書いてある緑本やIBEC機関紙の家電の使用電力の一覧データから、実測値がどうであるかを自身で実験し、その過程の詳細が紹介されました。エネルギーパスのソフトウェアの次のバージョンでは、家電の性能についても、家庭によってどの家電をどのように使っているかを入力し、今よりさらに計算値が実際の値に近づくようにする予定だそうです。

環境性能・省エネルギー・自然素材・温熱環境にこだわった省エネ住宅の設計を数多く手がけている、真建築事務所の小林直昌氏からは、断熱改修のノウハウについて。外壁だけの改修依頼が来ることが多いそうですが、実際は壁だけでなく、窓も天井も床もぐるっと全て断熱をしないと意味がないとのこと。予算上全て一度にできない場合には、まずはエネルギーパスでシミュレーションして、費用対効果の高い部分をまず改修し、将来的に徐々に改修を進めていく良いのこと。断熱改修のみならず、熊本の地震の事例から耐震改修についての話も。2000年の新耐震基準を満たしていても倒壊した家がたくさんあったこと、その経験を踏まえ、今後は命と財産を守るために、さらに安全度の高い「許容応力度計算」によって構造計算をし、しっかり施工現場に落として家を建てることが大事だとの話がありました。 

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2016年

11月

11日

NPO法人・ヴォーバン住民協会による「総合ガイドフライブルク・ヴォーバン住宅地」が邦訳されました

世界中から視察が訪れる、住民主体で創られた環境都市ドイツ・ヴォーバンの歴史と概要がコンパクトにまとめられていてお薦めです。こちらからダウンロードできます。

http://stadtteilverein-vauban.de/infos/publikationen_j.php

目次:歴史的経緯/住宅地での暮らし/エコロジカルな移動手段/エネルギー/一緒に家を建て、一緒に暮らす/住民参加/住宅地でのソーシャルワーク/街の中心のにぎわい/文化/老いも若きも/商工業

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2016年

9月

25日

「第4回・持続可能な発展を目指す自治体会議」を一般公開します

 

一般社団法人クラブヴォーバンは、地域資源の活用・地域内での経済循環などで全国に先駆けた先進的な取り組みを行っている全国の自治体と、エネルギー・建築・都市計画などの専門家で、「持続可能なまちづくり」に向けた具体策を議論する「持続可能な発展を目指す自治体会議」(以下、持続会)を20152月に設立しました。

20168月現在、北海道下川町・ニセコ町、岩手県二戸市・葛巻町、鳥取県北栄町の5自治体が、自治体会員として参加されています。今年度、会員5自治体+熊本県小国町の6自治体が国の「課題解決型自治体アライアンス事業」のモデル事業として地方創生加速化交付金を受け、持続可能なまちづくりを加速させる取り組みが進められています。 

 これを受け、以下のとおり第4回持続会を開催致します。下川町・ニセコ町・二戸市・北栄町から今年度の取り組みについて発表いただくほか、「里山資本主義」著者の藻谷浩介氏からは「地方創生」について、クラブヴォーバン代表のドイツ在住ジャーナリスト・環境コンサルタントの村上敦からは、小規模地域における公共交通の話、そのほか再エネまで幅広く「持続可能なまちづくり」についての最新情報を学べる盛りだくさんの内容となっております。

 今回のように一般公開で持続会を開催するのは、年に一度の機会となっております。「持続可能なまちづくり」に関心を寄せられている自治体の方や議員の方、ぜひご参加ください。

 

【第4回 持続可能な発展を目指す自治体会議 概要】

 

  日 時:20161020日(木)13:0018:30  ※終了後懇親会(希望者)

  場 所:丸の内・東京国際フォーラム G602 会議室

       (東京都千代田区丸の内3丁目51号) 

内 容:以下プログラムのとおり

  参加費:お一人10,000

      ※懇親会参加希望者は別途4~5千円程度

  お申込:以下の参加申込書をメールまたはFAXで事務局に送付

  締 切:10月5日(水)先着20名 ※ただし1自治体あたり最大2名まで

 

【第4回 持続可能な発展を目指す自治体会議 プログラム】

 

1.特別講座 

 13:0014:30 特別講座 (前回までの会議の復習など) 

 ・ドイツ・エネルギーシフトの4段階(30分)

  講師:村上 敦(クラブヴォーバン代表・独在住ジャーナリスト)

 ・小規模自治体の交通政策への提案(30分)

  講師:村上 敦(クラブヴォーバン代表・独在住ジャーナリスト)

 ・小規模地域における自動車交通の技術動向(30分)

  講師:藤本 博也(日産自動車 モビリティ・サービス研究所 主任研究員)

 14:2015:00 休憩・懇親

 

2. 持続可能な発展を目指す自治体会議(本会議)

 15:0015:10 開催にあたっての挨拶(クラブヴォーバン代表理事  早田 宏徳)

 15:1015:30 会議進行にあたっての諸事項の説明、質疑応答(進行役:村上)

 ・会の運営について

 ・会員自治体の取組紹介(北栄町、ニセコ町、下川町)

 ・第2回自治体相互視察(北栄町、2016102425日)について

 15:3016:10 専門レクチャー第1部

 ・地方創生の考え方(40分)

  講師:藻谷 浩介(日本総合研究所 主席研究員)

 16:1016:30 休憩、名刺交換、懇親

 16:3017:30 専門レクチャー第2部

 ・再生可能エネルギーの地域における状況(30分)

  講師:桜井あかね(龍谷大学リサーチセンター(LORC))

 ・再生可能エネルギーによる地域経済価値の創出(30分)

  講師:ラウパッハ・スミヤ ヨーク(立命館大学 経営学部 教授)

 17:3017:50 参加自治体からの報告(二戸市)

 17:5018:30 ディスカッション、質疑応答、終わりの挨拶

 

3. 懇親会 19:0021:00 (会場近くのお店にて希望者のみ)

 

※ 当日のプログラムは変更されることがあります。 

第4回持続会案内&申込書.pdf
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2016年

9月

08日

PJ80セミナー第5回@東京「ドイツのエネルギーシフト 〜再エネ推進の第二段階とは〜」を開催します!

ドイツは国・政府として 再生可能エネルギーでの100%電力供給を目指しています。

年々上昇を続けている再エネによる電力供給割合は、今や既に3割以上。その主力は 変動型・再エネと呼ばれる風力と太陽光。

変動型再エネ割合をさらに上昇させ続けるために どのような「考え方」で需給対応する計画なのでしょうか?

東京第5回のPJ80セミナーは、「ドイツのエネルギーシフト ~再エネ推進の第二段階とは~」と題して、代表の村上よりドイツの100%再生可能エネルギーのシナリオや、メディアがなかなか取り上げられることのない視点からのドイツの最新動向を集中的に講義します。ドイツの再エネの推進役・主役は市民や地域の中小企業!

その後は、国内外で再エネ・省エネ事業に携わり最近帰国したばかりの南原順さんと、日本アルファ電力(株)取締役の小嶋祐輔さんより、市民出資による自然エネルギー事業や、日本の電力自由化にともなうPPS事業の最新動向などについて、お話いただきます。

その後はパネルディスカッションで、みなさんと日本のエネルギー産業の未来を考えます。

再エネ普及や再エネ事業に関心のある方、ぜひお集まりください!

2016.10.13

お申込みが定員を大幅に超し、満員御礼となりました。ありがとうございました。

■概要
名 称:PJ80セミナー(東京開催・第5回)
    「ドイツのエネルギーシフト ~再エネ推進の第二段階とは~
日 時:10月19日(水)14:00~17:00

場 所:クラブヴォーバン新橋サロン (東京都港区新橋2-5-6 大村ビル8階)
参加費:クラブヴォーバン会員無料(会員制度詳細はこちら)、非会員お一人3千円
内 容:村上敦 「ドイツ 100%再生可能エネルギーのシナリオと電力の需給調整」

      (ドイツ再生可能エネルギー機関作成の各種の研究、シナリオのメタ分析結果) 

   南原順   「海外での再エネ開発の経験と日本と世界のローカルをつなぐ仕事」

   小嶋祐輔「日本のPPS市場の動向について」

   パネルディスカッション

定 員:35名 要予約 先着順

■登壇者プロフィール

村上 敦: 

(一社)クラブヴォーバン代表/ ドイツ・フライブルク在住ジャーナリスト・環境コンサルタント。ゼネコン技術者を経て 97 年に渡独後、持続可能なまちづくり・交通・エネルギーをテーマとして、ドイツや欧州の先進事例を日本に発信。著作に「フライブルクのまちづくり」「欧州のエネルギー自立地域」「ドイツの市民エネルギー企業」「キロワットアワー・イズ・マネー」

 村上敦 : http://www.murakamiatsushi.net/プロフィール/

南原 順: 

1981年島根県浜田市生まれ、京都大学大学院地球環境学舎(修士)修了。長野県飯田市のおひさま進歩エネルギーにて、市民ファンドを活用した太陽光や省エネなどエネルギー事業に従事したのち、国際航業ホールディングスではドイツや欧州のメガソーラー開発に従事。日本でも自然エネルギー事業の企画・開発を行う。その後、南米、欧州などに滞在したのち、帰国したばかり。

 南原順 : http://samuraibp.com/report/

小嶋祐輔:

2008年に東京大学大学院工学系研究科(修士)終了後、ソニー(株)にて液晶テレビの設計、アクセンチュア(株)にて経営コンサルタントを経て、現在 日本アルファ電力株式会社取締役、株式会社Looop 事業本部企画開発部部長。

 日本アルファ電力株式会社HP : http://alfa-power.co.jp/

201610東京PJチラシ.pdf
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■申し込み・お問合せ先
クラブヴォーバン事務局 福島
メール:fuku-y□club-vauban.net (□を@に変えてお問合せください。)
電 話:03-6205-4493

お申込みは、上記メールアドレスまで、以下をご記入し、送信お願い致します。

タイトル:「〇月〇日PJ80@東京/関西 申し込み」

本文:  

・ 氏名
・ 連絡先メールアドレス または電話番号
・ ご所属

・ 会員か非会員か
・ 同行者の方がいらっしゃれば、その人数と、その方が会員か非会員か
・ 懇親会参加の有無(東京はセミナー会場にて2~3千円、関西は近くのお店にて約4千円予定)

※関西開催の場合、会費は事前振込となっております。詳細についてはお申し込み後、別途ご連絡致します。

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2016年

8月

19日

CV理事の中谷哲郎・元住宅リフォーム新聞社編集長にインタビューをしました!

クラブヴォーバンの理事・中谷哲郎氏の前職は、住宅リフォーム関連の新聞社の取締役編集長でした。

「昔は省エネや環境には全く興味がなかった」と言い切る中谷氏。それなのになぜドイツのヴォーバン住宅地や「持続可能なまちづくり」に惹かれていったのか?きっかけや、現在の仕事について伺いました。

◉ 転換点

約10年前に取材で早田さん(CV代表理事)に出逢ったのが大きかったですね。

その時は、省エネや環境には興味はありませんでしたが、「地方を元気にするために、住宅リフォーム産業にいる自分としても何かできるのではないか」ということだけは常日頃考えていました。家を持っている人が、ただ壊れた所を改修するということではなく、もっといい家にするというポジティブな再投資をすることで、暮らしをより豊かにしながら、新たな産業創造につながるのではと強く信じていました。

 

そして開眼

早田さんと取材で何度もお会いするうちに、ドイツ在住の村上さん(CV代表)を紹介され、セミナーに誘われたのがすべての始まりでした。

「ドイツでは、住まいをリフォームすることで、住んでいる人も豊かにになり、地域も元気になる」

「おー、これだ!私がやりたかったことだ!」と衝撃を受けたのを今でも覚えています。

しかし、リフォームの内容が私の想定していたそれと全く異なる「省エネルギー」という考え方でした。その話を聞いてから、ドイツに行ってその街をこの目で確かめたい!と思い続け、フライブルクのヴォーバン住宅地に行ってみたのです。

 

◉それまでの自分は小さかったとの気づき→アクション

「省エネルギー」という考え方は、人の暮らしを良くし、地域で新たに雇用を生み、地域全体が豊かになる。そんなヴォーバンの思想に触れて、ただリフォームだけを考えていた自分のそれまでの考えはちっちゃいなと思いました。

当時の仕事に限界を感じ物足りなく感じていきました。それで、新聞社の仕事をしながらもクラブヴォーバンの活動に傾倒していきました。


ドイツでは「働き方」の仕組みも日本と全く違う!
日本人は、30年経つと資産価値がゼロになる家に、30年ローンを組んで借金を返し続けます。ドイツでは、省エネなどの断熱改修をすることで、年数が経っても家の価値は下がりません。

「私たちは一体、何のために働いて、何のために生きているのか?無駄なものにお金を使っているんじゃないか?何のために、いただいたお金を使うのか?」と思います。

日本では、個々の技術とかビジネスは、素晴らしいものがあると思います。でもそれぞれがバラバラで、「全体の最適化」が考えられていないと思います。もしその個々の技術ノウハウがCVに結集すれば、日本でも「ヴォ―バン住宅地」ができるのではと思い始めました。

それが、今、われわれメンバーの共通の夢になっています。

ビジネスを通して、夢を実現する
しかし実際に夢を形にするためには、ビジネスにしていかないと、きれいごとだけでは進まないと思います。

「価値」をみなさんに提供し、人に感謝されて、お金もいただいて、社会をいい方向に変革していく。ビジネスをしながら持続可能な組織・活動でありつづけたいと思います。


離職と新会社の設立
仕事を続けながらクラブヴォーバンで普及活動をやっていましたが、ヴォーバンの思想を本格的に広げていきたいと思い、前職を辞して2012年に(株)日本エネルギー機関(JENA)を立ち上げました。

「省エネのコンサル会社をつくろう」が立ち上げのきっかけでした。CV設立の後、エネルギーパス(建物の省エネ性能評価の指標)の普及団体として一般社団法人エネルギーパス協会が設立されましたが、そこは教育機関なので具体的な個々の会社のケースには深く関われません。

そこで、個々の企業へのコンサルタントをする会社を立ち上げ中谷の仕事をつくろう、ということでみんなが協力してくれました。

 

「JENA(株)日本エネルギー機関」の名称について

ドイツには、公的機関として、ドイツエネルギーエージェンシーという機関があります。ドイツでのエネルギー政策やノウハウを国内外に提供している機関です。最近では中国に対してエネルギーパスの仕組みを提供したのもドイツエネルギーエージェンシーです。

素晴らしい組織だなと思っていたら、日本には、そのような機関がない!?だったら日本で作ろう!ということで、壮大な名前を社名にしたのです(笑)

 

JENAの仕事

一言で言うと、「持続可能なまちづくりをすすめていくための情報ビジネス」です。

まず、建築業界のプロの工務店や材料屋さんなど、省エネに取り組みたい企業向けにコンサルを行ったり、マンション丸ごとの省エネ改修のコンサルを行ったりしています。

また、2012年にドイツと日本の国交省同士の勉強会のコーディネートをやりました。ドイツ在住の環境コンサルタントの永井宏治さんとのご縁もこの日独国交省勉強会です。日本は、壁や床などの躯体性能は悪いけれど、エアコンなどの設備機器はいい。でもドイツはその逆なんです。だからお互いの情報交換の勉強会をやろうという話になりました。そのご縁で、その後もドイツの環境大臣や国交省が来日するイベント関連の仕事はJENAが窓口をしています。

また、2008年から毎年CVで行ってきたドイツ視察を、今年度からはJENAで執り行うことになりました。 (JENAへリンク)

日本のみなさんに伝えたいこと

もっと日本の人にヴォーバン見に行ってほしいと思います。実際に街を見て感じて、日々の生活の中でみんながアクションすればいいだけだと思います。

都市計画もなにもかもドイツと全く違う日本ですが、みんなが素敵・住みたいと思うヴォーバンのような街が日本で1つでもできたら、世の中が変わっていくと思います。

 

◉今後CVでやっていきたいこと

民間でできることは限られているので、行政や自治体の人たちとも一緒にやっていきたいという気持ちがずっとありました。

その意味で、「持続可能な発展を目指す自治体会議」(リンク)が去年立ち上がったのは、重要な意味があると思っています。一歩一歩理想には近づいてきていると思います。

 

◉おもしろいから、やっている

CVの中では、それぞれの役割が違います。建築の人、建物を評価する人、再エネの人、、、。それぞれの得意分野を持ち寄って、フラットに運営しています。自分で自分のビジネスをやりながら、お互いに寄りかかり合うこともなく、それぞれ多忙だけど、自己責任で、それぞれの人脈も持っていて。

CVは理想的な組織です。記者時代に業界3000社くらい取材してきたけど、ここが一番おもしろい!

だから、今、ここにいます。笑

 

インタビューを終えて…


頭ではわかっていても、「環境にいい」というだけでは、なかなか人はモチベーションを保ち続けて動き続けることは難しいと個人的に感じています。

仕事や仕事で関わる人がおもしろい!と楽しげに語る中谷氏の話を伺っていると、「環境」+「楽しい」=「持続可能なまちづくり」の土台なのかなと思いました。

CVは「持続可能なまちづくり」をキーワードに、多様な職業・年齢の人たちが集う「場(サロン)」です。関心がある方は、ぜひCVのセミナーや懇親会にご参加ください!

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2016年

8月

18日

PJ80セミナー第3回@関西「ドイツのエネルギーシフト ~再エネ推進の第二段階とは~」を開催します!

ドイツは国・政府として 再生可能エネルギーでの100%電力供給を目指しています。

年々上昇を続けている再エネによる電力供給割合は、今や既に3割以上。その主力は 変動型・再エネと呼ばれる風力と太陽光。

変動型再エネ割合をさらに上昇させ続けるために どのような「考え方」で需給対応する計画なのでしょうか?

関西第3回のPJ80セミナーは、「ドイツのエネルギーシフト ~再エネ推進の第二段階とは~」と題して、代表の村上よりドイツの100%再生可能エネルギーのシナリオや、メディアがなかなか取り上げられることのない視点からのドイツの最新動向を集中的に講義します。ドイツの再エネの推進役・主役は市民や地域の中小企業!その後は、ドイツ出身で立命館大学経済学部のラウパッハ教授より、再エネによる地域経済活性化のレクチャーです。

その後はパネルディスカッションで、みなさんと日本のエネルギー産業の未来を考えます。

再エネ普及や再エネ事業に関心のある方、ぜひお集まりください!

■概要
名 称:PJ80セミナー(大阪開催・第3回)
    「ドイツのエネルギーシフト ~再エネ推進の第二段階とは~
日 時:10月18日(火)13:30~17:30

場 所:新大阪丸ビル別館 4-1会議室
    (大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目18−22)
参加費:クラブヴォーバン会員無料(会員制度詳細はこちら)、非会員お一人3千円
内 容:村上敦 「ドイツ 100%再生可能エネルギーのシナリオと電力の需給調整」

      (ドイツ再生可能エネルギー機関作成の各種の研究、シナリオのメタ分析結果) 

      「ドイツ 再生可能エネルギーの最新動向・電力市場2.0 そして所有者に関わる問題」

   ラウパッハ・スミヤ・ヨーク

      「再生可能エネルギーによる地域の経済的付加価値の創出」

  パネルディスカッション&質疑応答 テーマ:

      「モノのインターネット(IOT)とインダストリー4.0そして再エネ」

■登壇者プロフィール

村上 敦: 

(一社)クラブヴォーバン代表/ ドイツ・フライブルク在住ジャーナリスト・環境コンサルタント

ゼネコン技術者を経て 97 年に渡独後、持続可能なまちづくり・交通・エネルギーをテーマとして、ドイツや欧州の先進事例を日本に発信。著作に「フライブルクのまちづくり」「欧州のエネルギー自立地域」「ドイツの市民エネルギー企業」「キロワットアワー・イズ・マネー」

ラウパッハ・スミヤ・ヨーク

立命館大学 経営学科 教授

ドイツ生まれ。1990 年より、日本で企業の経営コンサルタントや役員、代表取締役社長を歴任。2012 年より立命館大学経営学部国際経営学科教授。「再生可能エネルギーと地域経済」をテーマに、学生の指導や日本社会への提言を行っている。

■フライヤー
201610関西PJチラシ.pdf
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■申し込み・お問合せ先
クラブヴォーバン事務局 福島
メール:fuku-y□club-vauban.net (□を@に変えてお問合せください。)
電 話:03-6205-4493

お申込みは、上記メールアドレスまで、以下をご記入し、送信お願い致します。

タイトル:「〇月〇日PJ80@東京/関西 申し込み」

本文:  

・ 氏名
・ 連絡先メールアドレス または電話番号
・ ご所属

・ 会員か非会員か
・ 同行者の方がいらっしゃれば、その人数と、その方が会員か非会員か
・ 懇親会参加の有無(東京はセミナー会場にて2~3千円、関西は近くのお店にて約4千円予定)

※関西開催の場合、会費は事前振込となっております。詳細についてはお申し込み後、別途ご連絡致します。

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2016年

8月

17日

PJ80セミナー第4回東京「表示の次は最適化!設備設計ツールとしてのエネルギーパス 」を開催します!

暑い夏・寒い冬、日本の一般的な住宅ではエアコンが欠かせません。エアコンの普及率は年々上昇し続け、今や公立の小中学校にも普及するようになってきました。エアコンの省エネ化は進んだと言われるものの、皆さんの住宅に設置しているエアコンは、適切なものでしょうか?

9月15日(木)の今年第4回目となる東京PJ80セミナーは「表示の次は最適化!設備設計ツールとしてのエネルギーパス  ~エネルギーパス別角度考察~設備×耐震×事例~」です。

住宅本体、躯体の省エネや性能表示については、これまでクラブヴォーバンでも何度かセミナーで取り上げて来ましたが、今回は住宅におけるエアコンやサッシなど設備の性能のほか、住宅の耐震などについての話です。本邦初公開!

住宅については、簡単に買い替えたりはなかなかできませんが、そろそろ自宅を改修したり、エアコンなどの家電設備を買い替えたいという方や、顧客の省エネのニーズに応えて設計をする設計士や建築家の方に、ぜひお薦めしたいセミナーとなっております。

住宅の設備の省エネや耐震についてのテーマを掘り下げて、省エネサッシのプロの吉田の司会のもとに、日本エネルギーパス協会代表の今泉と一級建築士の小林氏が、豊富な事例とともに解説致します。

また、最後にはエネルギーパス(※1)に関する、疑問や質問をどしどしお聞きしてその場でお答えしてまいります。エネルギーエージェントの方はもちろん、自宅の省エネに取り組みたい一般の方にも見逃せない貴重な会となります。

皆様のたくさんのご参加お待ちしております!

※1 エネルギーパス:

EU全土で義務化されている「家の燃費」を表示する証明書。EUでは一年間を通して快適な室内温度を保つため為に必要なエネルギー量が明示されています。床面積1m2あたり○○kW時必要という形で数値化されており、誰でも簡単に家の燃費を確認する事ができます。このエネルギーパスの日本版を普及させようと、2012年に一般社団法人日本エネルギーパス協会が設立されました。

■概要
名 称:PJ80セミナー(東京開催・第4回)
    「表示の次は最適化!設備設計ツールとしてのエネルギーパス

     ~エネルギーパス別角度考察~設備×耐震×事例~」
日 時:9月15日(木)14:00~17:00

場 所:クラブヴォーバン新橋サロン (東京都港区新橋2-5-6 大村ビル8階)
参加費:クラブヴォーバン会員無料(会員制度詳細はこちら)、非会員お一人3千円
内 容:

1.性能表示の有効活用事例 2.省エネ法における家電の消費電力の詳細

3.エアコンのCOP計算と実測 4.断熱改修の素材まとめ 

5.許容応力度計算による耐震等級3

定 員:35名。予約要 先着順。

■登壇者・司会プロフィール
今泉 太爾: CV理事/日本エネルギーパス協会代表理事/明和地所代表取締役社長/アールデザイン代表取締役社長/いしずえ出版代表取締役社長

不動産仲介業を営みながら、築年数で価値が決まってしまう日本の建物評価制度に疑問を持ち、世界基準のサスティナブル建築・省エネ住宅をつくるためにCV代表理事の早田とともにドイツに渡り、低燃費住宅を開発。国土交通省不動産流通活性化フォーラム委員、長野県環境審議会地球温暖化対策専門委員などを歴任。

  (一社)日本エネルギーパス協会HP : http://www.energy-pass.jp/

小林 直昌氏 :真建築事務所

環境性能・省エネルギー・自然素材・温熱環境にこだわった省エネ住宅の設計を数多く経験、既存住宅の断熱改修等の設計も行っている。家を建てた後の生活を考えたトータルな提案・情報提供を行い、エネルギーパスの研修講師も務め、人材育成にも取り組んでいる。

   真建築事務所HP : http://sinken.lolipop.jp/

吉田 登志幸CV監事/(有)オストコーポレーション北関東

2001年から木製三層サッシを販売。省エネ住宅普及啓発につとめているところに東日本大震災と原発事故が起こり、日本のエネルギー転換と地域創成を両立させるべく、業界間の繋ぎ役に従事。また、エネルギーパス認定講習の講師として、普及と人材育成に取り組んでいる。

  (有)オストコーポレーション北関東HP : http://ost-kk.jimdo.com/

■申し込み・お問合せ先
クラブヴォーバン事務局 福島
メール:fuku-y□club-vauban.net ※□を@に変えてお問合せください。
電 話:03-6205-4493

※ お申し込みの際には以下のフォームへ、お申込みの方の

・ 氏名
・ 連絡先メールアドレス

をご記入いただき、メッセージ欄に

・「〇月〇日PJ80@東京/関西 申し込み」
・ 会員か非会員か
・ 同行者の方がいらっしゃれば、その人数と、その方が会員か非会員か
・ 懇親会参加の有無(東京はセミナー会場にて2~3千円、関西は近くのお店にて4千円予定)

をご明記のうえ、送信してください。

関西開催の場合、会費は事前振込となっております。詳細についてはお申し込み後、別途ご連絡致します。

もし2,3営業日経っても返信がない場合には、事務局(mail@club-vauban.net)までご一報ください。

メモ: * は入力必須項目です

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2016年

6月

13日

7/21(木)PJ80セミナー@東京「日独の省エネ建築最前線 ~建物の省エネ改修の次は街の再生~」

今まで東京でのみ開催していた PJ80(Project minus 80)セミナーを、今年度から関西でも開催することになりました。昨年までは会員のみ対象として開催していたセミナーですが、今年度より、非会員の方でも参加できるようになりました!(会員無料/非会員有料)

住宅ストックの90%以上は、現行の省エネ基準に満たないと言われています。
新築住宅の省エネ化が進む中、次の巨大なマーケットとして注目を集めているのが、省エネ改修です。
しかし、高い技術力と施工力が必要となっています。

7月21日のPJ80セミナーは「日独の省エネ建築最前線 ~建物の省エネ改修の次は街の再生~」です。

クラブヴォーバン代表理事の早田宏徳とともに、株式会社低燃費住宅の代表を務める石川義和氏をゲストに迎え、現在施工中の自宅の省エネ改修の事例をご紹介いたします。

一方、省エネ改修先進国、ドイツでは建物そのものの省エネ改修はもちろんのこと、街自体を持続可能にしていこうという一歩進んだ取り組みが注目を集めています。

ドイツ・ポツダム市郊外にある38haの巨大団地「ガーデンシティ・ドレヴィッツ」。社会的弱者が集まる「雰囲気の悪い団地」がいま、見事に蘇ろうとしています。

その再生のプロセスを現地で取材したドイツベルリン在住の環境エネルギー政策専門家の西村健佑氏をお招きしてレポートをしていただきます。

お二人のレクチャーの後、理事の中谷と飛び入りゲストのドイツ在住建築家、金田真聡氏を交え、日本の省エネ改修の未来を占います。

お楽しみに!!!

■概要
名 称:PJ80セミナー(東京開催・第3回)
    「日独の省エネ建築最前線 ~建物の省エネ改修の次は街の再生~」
日 時:7月21日(木)14:00~17:00

場 所:クラブヴォーバン新橋サロン (東京都港区新橋2-5-6 大村ビル8階)
参加費:クラブヴォーバン会員は無料(会員制度詳細はこちら)、非会員はお一人3千円。
内 容:石川義和氏「住宅断熱改修の最新情報~エネルギー消費6分の1の家ヘ」  
    西村健佑氏「ドイツ最新情報~省エネ住宅事情と環境・エネルギー政策」    

■登壇者・司会プロフィール


石川義和氏 : 

香川で創業80年の歴史を持つ地域ゼネコン(株)石川組代表取締役。持続可能な社会の基盤となる住宅づくりのために、(株)低燃費住宅をクラブヴォーバン代表の早田と設立し、世界基準の省エネ住宅の普及に努めています。(株)低燃費住宅HP http://tnp.jpn.com

西村健佑氏 

環境政策研究者
ドイツ・ベルリン在住。2005 年に渡独し、ベルリン自由大学環境政策研究所にて環境学修士取得。現在は欧州の環境・エネルギー政策の調査、通訳、翻訳を手がけるなど、日本に欧州の正しい情報を伝える活動に取り組んでいます。「環境ビジネスオンライン」の連載コラム:

https://www.kankyo-business.jp/column/columnist/kensuke-nishimura/

中谷哲郎: 

CV理事・(株)日本エネルギー機関代表取締役
元住宅業界紙の取締役編集長。2006年に取材で代表理事の早田に出会い、やがて前職を辞して活動を共にするようになりました。住宅業界から行政まで幅広い人脈を活かし、CVグループ各団体の活動の普及に取り組んでいます。日本エネルギー機関HP http://jena-web.jp/

■申し込み・お問合せ先
クラブヴォーバン事務局 福島
メール:fuku-y□club-vauban.net ※□を@に変えてお問合せください。
電 話:03-6205-4493

※ お申し込みの際には以下のフォームへ、お申込みの方の

・ 氏名
・ 連絡先メールアドレス

をご記入いただき、メッセージ欄に

・「〇月〇日PJ80@東京/関西 申し込み」
・ 会員か非会員か
・ 同行者の方がいらっしゃれば、その人数と、その方が会員か非会員か
・ 懇親会参加の有無(東京はセミナー会場にて2~3千円、関西は近くのお店にて4千円予定)

をご明記のうえ、送信してください。

関西開催の場合、会費は事前振込となっております。詳細についてはお申し込み後、別途ご連絡致します。

もし2,3営業日経っても返信がない場合には、事務局(mail@club-vauban.net)までご一報ください。

メモ: * は入力必須項目です

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2016年

6月

13日

7/13(水)PJ80セミナー@関西「少子高齢化・人口減少社会が到来!これから求められる『街』の在りようとは?!」

今まで東京でのみ開催していた PJ80(Project minus 80)セミナーを、今年度から関西でも開催することになりました。昨年までは会員のみ対象として開催していたセミナーですが、今年度より、非会員の方でも参加できるようになりました!(会員無料/非会員有料)

おかげさまで関西初のPJ80セミナー(5/26開催)は100名の会場が満員御礼となりました。第2回目7月13日(水)のテーマは「少子高齢化・人口減少社会が到来!これから求められる『街』の在りようとは?!」です。

少子高齢化・人口減少が急速な展開を見せている中、住宅の老朽化、空き家化、地域コミュニティの希薄化等の問題を抱えながら、それでも郊外に新築を量産し続ける日本。今回は、未来に残すべき持続可能な街づくりのために、建築・不動産業界はこれから何を考え行っていくべきかを、TVやメディアなど出演多数の第一人者、不動産コンサルタントの長嶋修氏を迎えてレクチャーします。またクラブヴォーバン理事で日本エネルギーパス協会代表でもある今泉太爾クラブヴォーバン代表理事の早田宏徳も交えて、ディスカッションをする企画です。

■概要
名 称:PJ80セミナー(関西開催・第2回)
    少子高齢化・人口減少社会が到来!これから求められる『街』の在りようとは?!」
日 時:7月13日(水)13:30~17:30

場 所:新大阪丸ビル別館 4-1会議室
    (大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目18−22)
参加費:クラブヴォーバン会員は無料(会員制度詳細はこちら)、非会員はお一人3千円。
内 容:長嶋修氏「空き家1000万戸時代に備える!これからの「残る街」と「消える街」とは」(70分)  
    今泉太爾氏「海外事例に見る、これからの省エネ改修市場のポテンシャルについて」 (50分
    早田宏徳氏「持続可能な街づくりにおける、これからの工務店の進む道
          ー高性能新築から高性能賃貸、そしてリフォーム市場へー」      (50分

    登壇者+参加者によるディスカッション                     (30分)

■登壇者プロフィール
長嶋修氏公式HP    : http://www.nagashima.in/

不動産コンサルタント
業界初の個人向け不動産コンサルティング会社「株式会社さくら事務所」を1999年に設立、現会長。「中立な不動産コンサルタント」としてマイホーム購入・不動産投資など不動産購入ノウハウや、業界・政策への提言を行っています。著書・メディア出演多数。


今泉太爾コラム   : http://www.energy-pass.jp/column/imaizumi/

クラブヴォーバン理事・日本エネルギーパス協会代表理事・いしずえ出版代表取締役
不動産仲介業を営みながら、世界基準の省エネ住宅を追求するため代表理事の早田とともにドイツに渡り、低燃費住宅を開発。国土交通省不動産流通活性化フォーラム委員、長野県環境審議会地球温暖化対策専門委員などを歴任しました。


早田宏徳プロフィール: http://plus-energy.biz/profile/

クラブヴォーバン代表理事・マングローブ・クリエーション(株)代表取締役・(株)低燃費住宅 代表取締役

18歳から住宅業界に携わり、渡独をきっかけに2008年独立。省エネ建築の普及を中心とした活動を行っています。毎年100回程度の建築業界・エンドユーザー向けのセミナーを開催。著作に「日本の住まいの新基準 低燃費住宅」「低燃費住宅2」

■申し込み・お問合せ先
クラブヴォーバン事務局 福島
メール:fuku-y□club-vauban.net ※□を@に変えてお問合せください。
電 話:03-6205-4493

※ お申し込みの際には以下のフォームへ、お申込みの方の

・ 氏名
・ 連絡先メールアドレス

をご記入いただき、メッセージ欄に

・「〇月〇日PJ80@東京/関西 申し込み」
・ 会員か非会員か
・ 同行者の方がいらっしゃれば、その人数と、その方が会員か非会員か
・ 懇親会参加の有無(東京はセミナー会場にで2~3千円、関西は近くのお店にて4千円予定)

をご明記のうえ、送信してください。

関西開催の場合、会費は事前振込となっております。詳細についてはお申し込み後、別途ご連絡致します。

もし2,3営業日経っても返信がない場合には、事務局(mail@club-vauban.net)までご一報ください。

メモ: * は入力必須項目です

添付のチラシを印刷、必要事項をご記入の上、Faxで送付いただいても受け付けます。
セミナー申込書.pdf
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2016年

5月

30日

6/16(木)PJ80セミナー@東京  第2回目を開催します

今年度第二回目となるPJ80セミナー「欧米の自転車先進事例について、日本の自転車政策の行方は?!」6月16日(木)東京・新橋で開催します。

昨年までは会員のみ対象として開催していたセミナーですが、今年度より、非会員の方でも参加できるようになりました!(会員無料/非会員有料 3千円)

昨年度のPJセミナー、「まち・チャリ-ドイツに学ぶまちづくり~自転車の活かし方-」「デンマーク・コペンハーゲンの自転車政策と交通事情」に続き、自転車セミナー第3弾です。今回は欧州での自転車交通の先進事例のおさらいと日本の自転車交通政策の行方についてお話しします。

ゲストに都内でバイシクル・メッセンジャー(自転車便)を展開する株式会社ティーサーブ 代表取締役社長の池谷貴行氏を招き、これまでの自転車交通と2020オリンピックに向けて都内の自転車交通はどのように変わるのか、そして地方での自転車交通について、クラブヴォーバン代表理事の早田宏徳、理事の市瀬慎太郎と語ります。

単なる交通手段と思われがちな自転車ですが、健康推進、大気汚染や騒音問題、自治体や街の活性化、地域経済の活性化にも大きくかかわる一つのアイテムとなります。

持続可能なまちづくりと自転車との関係を、是非みなさんと一緒にお話ししましょう

■池谷貴行 プロフィール
株式会社ティーサーブ 代表取締役社長
24歳から始めた外資系PR会社のメッセンジャーボーイのバイトをする中、効率化を目指し自分で自転車を購入。この経験がきっかけとなり、1989年バイシクル・メッセンジャー(自転車便)会社「東京メッセンジャー・サービス」を設立。同社をモデルにした1999年公開の映画「メッセンジャー」のヒットで広く認知され、その地位を不動のものとした。
2004年、ティーサーブの活動自体がグッドデザイン賞の新領域デザイン部門を受賞。

■概要
 名 称:PJ80セミナー(東京開催・第2回)
    「欧米の自転車先進事例について、日本の自転車政策の行方は?!」
 日 時:6月16日(木)14:00~17:00
 場 所:クラブヴォーバン新橋サロン (東京都港区新橋2-5-6 大村ビル8階)
 参加費:クラブヴォーバン会員は無料(会員制度詳細はこちら)、非会員はお一人3千円。
 内 容:・欧州での自転車交通の先進事例のおさらい
     ・従来の自転車交通と2020オリンピックに向けて都内の自転車交通はどのように変わるのか
     ・自転車による健康推進、大気汚染や騒音問題、自治体や街の活性化、地域経済の活性化


■申し込み・お問合せ先
 クラブヴォーバン事務局 福島
 メール:fuku-y□club-vauban.net ※□を@に変えてお問合せください。
 電 話:03-6205-4493

※ お申し込みの際には「6/16 PJ80@東京 申し込み」のタイトルで
 ・ 氏名
 ・ 連絡先メールアドレス
 ・ 会員か非会員か
 ・ 同行者の方がいらっしゃれば、その人数と、その方が会員か非会員か
 ・ 懇親会参加の有無(セミナー会場にてケータリング予定。参加費お一人2〜3千円ほど)
 を上記連絡先までご連絡ください。

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2016年

4月

19日

5/26(木)PJ80セミナー@大阪 第1回目を開催します!

今まで東京でのみ開催していた PJ80(Project minus 80)セミナーを、今年度から関西でも開催することになりました。

昨年までは会員のみ対象として開催していたセミナーですが、今年度より、非会員の方でも参加できるようになりました!(会員無料/非会員有料)

5月26日(木)テーマは「ドイツのエネルギーシフトから考える日本の省エネ住宅の展望?!」


2011 年を境に未来へむけ、建築・再エネ・林業・交通など様々な分野が活動してきましたが、単独分野で街が形成されるわけではありません。ドイツのヴォーバンの街を通して、日本の街づくりを考えませんか?


講師は、クラブヴォーバン代表、ドイツ・フライブルク在住の環境ジャーナリストの村上敦、

特別ゲストとして、住宅専門誌「新建ハウジング」の発行人・社長の三浦祐成氏、「松尾設計室(兵庫県)」松尾和也氏(日経アーキテクチュアで省エネ住宅関連情報を連載中)の3人が登壇します。

各業界の枠を超え参加していただき、新しい街づくりのための交流の場にしたいと考えていますので、持続可能なまちづくりにご興味のある方、ぜひご参加ください!

■概要
名 称:PJ80セミナー(大阪開催・第1回)
    「ドイツのエネルギーシフトから考える日本の省エネ住宅の展望?!」
日 時:5月26日(木)13:30~17:30

場 所:新大阪丸ビル別館
    (大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目18−22)
参加費:クラブヴォーバン会員は無料(会員制度詳細はこちら)、非会員はお一人3千円。
内 容:村上敦(CV代表)「ドイツのエネルギーシフトの概要(特に省エネについて)」  
    三浦祐成氏(新建新聞社)「2020年に向けて住宅産業大予測」 
    松尾和也氏(松尾設計室)「世界基準からみた日本の設計事務所・工務店の課題とは?」

■登壇者プロフィール
村上敦プロフィール  : http://www.murakamiatsushi.net/プロフィール/
三浦祐成氏プロフィール: http://blog1.s-housing.jp/article/393974940.html
松尾和也氏プロフィール: http://www.matsuosekkei.com/kazuya.html

■申し込み・お問合せ先
クラブヴォーバン事務局 福島
メール:fuku-y□club-vauban.net ※□を@に変えてお問合せください。
電 話:03-6205-4493
 

※ お申し込みの際には「5/26 PJ80@大阪 申し込み」のタイトルで
 ・ 氏名
 ・ 連絡先メールアドレス
 ・ 会員か非会員か
 ・ 同行者の方がいらっしゃれば、その人数と、その方が会員か非会員か
 ・ 懇親会参加の有無(会場近くのお店。参加費お一人4千円)
 を上記連絡先までご連絡ください。

会費は事前振込となっております。詳細についてはお申し込み後、別途ご連絡致します。

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2016年

4月

19日

5/20(金)PJ80セミナー@東京  第1回目を開催します!

今年度第一回目となるPJ80セミナーを5月20日(金)に東京・新橋で開催します。

昨年までは会員のみ対象として開催していたセミナーですが、今年度より、非会員の方でも参加できるようになりました!(会員無料/非会員有料)


テーマは「ドイツの都市計画法と、線引きについて。日本の線引きは?」です。
日本のまちづくりにかかわる事柄では、
・ 空き家は増加の一途で市街地の質が悪化している
・ 中古の不動産流通という市場がほとんど存在しない
・ 既存の建物に資産価値がなく、リノベーションするための投資ができない
・ 公共交通や市民サービスの品質やレベルが悪化している
・ 商店街がシャッター通りになってしまった
などなど、マイナス印象のニュースをよく見かけます。

ドイツでは、一部の重厚長大産業の崩壊した地域、あるいは過疎の農村地域を除いて、全体的には上記のような悲観的なニュースは聞こえてきません。

これらの原因になっているのは、日独両国の都市計画制度の違いと、置かれている状況の違いの2つがあるかと思います。

今回のPJ80では、その両国の違いについて原因であろう都市計画制度と状況の違いを先に紹介し、その結果である違いを具体的な都市の航空写真から観察・考察することで、今後の日本のまちづくり、都市計画制度の進むべき方向を参加者で考えてみようという企画です。


講師はクラブヴォーバン代表、ドイツ・フライブルク在住の環境ジャーナリスト、村上敦です。
まちづくりや持続可能性に興味のある皆さん、ぜひ、ご参加ください!

■概要
 名 称:PJ80セミナー(東京開催・第1回)
    「ドイツの都市計画法と、線引きについて。日本の線引きは?」
 日 時:5月20日(金)14:00~17:00
 場 所:クラブヴォーバン新橋サロン (東京都港区新橋2-5-6 大村ビル8階)
 参加費:クラブヴォーバン会員は無料(会員制度詳細はこちら)、非会員はお一人3千円。
 内 容:・ドイツの都市計画制度の説明(FプランとBプランについて)
     ・ドイツの都市計画制度で得られる影響について
      (人口密度・市街地の活気・住宅地における市民サービスなど)
     ・ 日本の地方都市とドイツの地方都市とを対比し、参加者で考察・議論

■村上敦 プロフィール
 クラブヴォーバン代表 / ドイツ・フライブルク市在住  ジャーナリスト・環境コンサルタント
 
ゼネコン技術者を経て1997 年に渡独後、持続可能なまちづくり・交通・エネルギーをテーマとして、 ドイツや欧州の先進事例を日本に発信。著作に「フライブルクのまちづくり」「欧州のエネルギー自立 地域」「ドイツの市民エネルギー企業」「キロワットアワー・イズ・マネー」など。

■申し込み・お問合せ先
 クラブヴォーバン事務局 福島
 メール:fuku-y□club-vauban.net ※□を@に変えてお問合せください。
 電 話:03-6205-4493

※ お申し込みの際には「5/20 PJ80@東京 申し込み」のタイトルで
 ・ 氏名
 ・ 連絡先メールアドレス
 ・ 会員か非会員か
 ・ 同行者の方がいらっしゃれば、その人数と、その方が会員か非会員か
 ・ 懇親会参加の有無(セミナー会場にてケータリング予定。参加費お一人2〜3千円ほど)
 を上記連絡先までご連絡ください。

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2016年

4月

13日

CV PTメンバー・金田 真聡インタビュー

ドイツ・ベルリン現地の設計事務所で建築士として働きながら、執筆や講演活動を通してドイツの建築や社会について日本に情報発信を行っている金田真聡さん。

ドイツと日本の両方で活躍されている金田さんに、ドイツ行きのきっかけやドイツの職場で重視されている “人に頼らない仕組み”づくりについてお話を伺いました。

◉ ドイツに行き住むことになった理由ときっかけ


まず1つ目は、学生の頃にバックパッカーでヨーロッパ旅行をしたこと。もともとヨーロッパ建築に興味があって旅行しましたが、その時にいつかヨーロッパで建築設計をしたいと思いました。

2つ目は、東京の航空写真を見て「日本の都市環境がこれでいいのか?」という疑問を持っていたことです。疑問は持ちつつも、就職活動の流れに乗り大学卒業後はゼネコンに入社し、マンションやオフィスビルを設計していました。

3つ目は、東日本大震災です。当時は東京に住んでいましたが、エレベーターが止まって人がビルの上から降りられなくなったり、交通機関が止まって駅が人でパンクしたり、歩いて帰れず困っている人が大勢いたり…


こういう光景を目の当たりにして「経済効率を追求していった結果、建物が人のためになっていないのではないか」と感じました。

その頃にエネルギーヴェンデ(ドイツのエネルギー大転換)や高層建築に頼らないドイツの街づくりを知り、ドイツに行くことを決めました。英語を勉強し、とにかくドイツの色々な設計事務所に履歴書を送り、その中の一つの設計事務所で働けることになりました。

 

ドイツでは省エネ建築や再エネ推進が儲かる仕組み


 日本とドイツの違いは色々ありますが、エネルギーでも建築でも街づくりでも、ドイツは仕組みづくりがクレバー(器用な・賢い)だと思います。

例えば省エネ建築も再エネ推進も単なるきれいごとではなく、儲かる仕組みになっている・地域経済にプラスになるなど、経済性が裏打ちされています。


ドイツでは「働き方」の仕組みも日本と全く違う!


今、ドイツの仕組みの中で特に興味を持っている分野は、「働き方」です。ドイツでは仕事をする際、仕組みづくりに時間をかけます。“人に頼らない仕組み”づくりをして、その後の仕事を効率的にすることを大事にしているのです。 
 
日本の多くの職場では“人に頼る仕組み”になってしまっていて、担当者が急に不在になると業務全体が滞るような状況になりがちです。そうならないように、ドイツで働く人は自分の仕事を“見える化“したり、他人と共有したりすることがすごく上手です。

また、例えば、ある一つの作業を2回以上繰り返すときは手順を作っておき、新しい人が来たらそれを渡します。すると自分は教える時間を、相手は質問する時間を、節約することができ、双方の効率が上がるのです。「人に頼らない」というとドライに聞こえるかもしれませんが、「個人の自立」とも捉えることができます。

「何のための仕事の効率化」か?


ただ、注意しなければならないこともあります。仕組みづくりや効率化は「何のためにやるのか?」が重要で、効率化自体が目的になってはいけないということです。効率化の本当の目的は、重要な部分に時間をかけるようにするためだと思います。

そしてドイツの人にとって効率化の目的は明快で「残業しないこと」と「長期休暇」です。だから自分も同僚も長期不在にしても業務が滞らないように、徹底的に情報を整理して、ファイルの名前の付け方から統一して誰が見ても内容が分かるようにします。

私にとっての仕事の効率化の目的は、効率化によって生み出した時間を設計やデザインに使い、省エネ建築をより面白く、魅力的なデザインにすることです。

現在取り組んでいること


(株)低燃費住宅(代表理事早田が代表取締役を務める工務店)では働き方の改革に取り組んでおり、社員や加盟店の皆さんにセミナーを行ったり、一緒に仕組みづくりを行ったりしています。

インタビューを終えて…


日本の住宅業界・建築業界は、労働の拘束時間が夜遅くまで長かったり、週末に休めなかったりと、なかなか、仕組みとして働きやすい職場ではないことが多いように思います。

そんな職場だからこそ、ドイツ式の仕組みの導入や効率化は、働き手自身のライフワークバランスの改善につながり、働くモチベーションも向上するのではないでしょうか。

また、これまでの省エネ建築は「性能」で売られることが多かったようですが、省エネ建築が面白く、かっこよくなって、かつ、住む人のための本当の建築になったら素晴らしいですね。

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2016年

3月

28日

PJ80セミナー・2016年大阪でも開催!

これまで東京でのみ開催していたPJ80セミナーを拡大し、2016年は大阪でも開催します!

第一回目の5月26日は、ドイツ在住のCV代表・村上に加え、住宅専門誌「新建ハウジング」の発行人・社長の三浦氏日経アーキテクチュアで省エネ住宅関連情報を連載中の松尾設計室・松尾氏の3人が登壇します。

PJ80大阪フライヤー
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2016年

1月

06日

新年のご挨拶と2016年度の活動について

皆さま、あけましておめでとうございます。一社クラブヴォーバン代表の村上です。

今年の冬は、例年になく暖かい日がドイツでも続いています。最近はさすがに少し冷え込んできましたが、クリスマスは私の住むフライブルク市で日中17度、深夜でも10度前後の快晴で、秋晴れのような日々が続き、夜には満月を堪能できたものの、なんとも不穏な感じがしました。「異常気象」と片づけてしまうには物足りなく、地球規模での「気候変動」という言葉が頭に浮かびます。

国連事務総長の言葉を引用した日産自動車のカリスマ経営者ゴーン氏の言葉を孫引きしておきます。「我々は気候変動の影響を感じ取った最初の世代であり、さらなる悪影響を阻止するために手を打つことができる最後の世代です。今すぐ行動する必要があるのです。」

さて、私たちに何ができるのでしょうか?
 
私たち一社クラブヴォーバンでは、4月からはじまる2016年度には会員制度と特典を一新し、新しい体制でスタートすることにしています。制度変更のポイントなどは順次このサイトでご紹介しますので、ぜひチェックしていただけますと幸いです。

2016年においても、皆さまのご健康と事業の飛躍、発展を心から願っております。

2016年元旦 代表 村上敦、代表理事 早田宏徳
 

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2015年

12月

22日

持続可能な発展を目指す自治体・省庁連携会議を実施しました!

12 月 17 日 に持続可能な発展を目指す自治体会議(以下「持続自治体会議」)特別編として、 持続自治体会議メンバー+高知県梼原町、熊本県小国町といった小規模・先進自治体と一部 省庁による連携会議を実施しました。

今回の連携会議では各自治体で実施中または今後実施する取組や課題となっていること、 来年度の事業などについて自治体同士および省庁の方々と情報・意見交換を行いました。 全国のパイオニア自治体と省庁の方々が集合したイベントということで会議本編も懇親会 も大いに盛り上がって話が尽きず、今後の持続可能なまちづくりに向けて新たなアイディ アが生まれる予感がしました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

参加自治体 : 北海道下川町、ニセコ町、岩手県二戸市、葛巻町、鳥取県北栄町(以上、持続 可能な発展を目指す自治体会議会員自治体)、高知県梼原町、熊本県小国町


参加省庁 : 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局(内閣府地方創生推進室)、資源 エネルギー庁、環境省、林野庁
 

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2015年

12月

15日

2016年1月21日に持続可能な発展を目指す自治体会議(第3回)を開催します

2016年1月21日に「持続可能な発展を目指す自治体会議」を開催します。
今回は日本各地の再エネ・省エネに絡めたまちづくりの具体的な取組や動き、小規模自治体の交通対策やコンパクトシティ化などをテーマにレクチャーやディスカッションを行い、地域に経済循環を生み出すしくみづくりを考えていきます。

上記のほか、13:00~の特別講座では地域に経済循環を生む省エネ建築の推進や、小規模自治体のコンパクトシティ化についての講演も予定しています。

■概 要
 日   時:2016年1月21日(木)
       13:00~14:20 特別講座
       15:00~18:30 本会議
 場   所:クラブヴォーバン新橋事務所
       (東京都港区新橋2-5-6 大村ビル8階)
 テ ー マ:①特別講座
       ・省エネ建築の推進と地方創生
        講師:早田 宏徳(クラブヴォーバン代表理事・株式会社低燃費住宅代表)
       ・都市再生特別措置法の線引きとコンパクトシティについて
        講師:前田 武志(参議院議員)
       ②本会議
       ・人口減少 or 小規模自治体の交通政策への提案
        講師:村上 敦(クラブヴォーバン代表・環境ジャーナリスト)
       ・長野県環境エネルギー戦略による取組事例
        講師:田中 信一郎
           (長野県環境部環境エネルギー課企画幹・企画振興部総合政策課企画幹)
       ・地域経済好循環につながる再生可能エネルギー事業
        講師:谷口 信雄(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員)
       ・自治体事例発表
        発表者:北栄町
 会員自治体:北海道下川町・ニセコ町、岩手県二戸市・葛巻町、鳥取県北栄町
 ※今回の参加は会員自治体のみです。

 ☆持続可能な発展を目指す自治体会議とは?
  →こちらのページもご覧ください

■お問合せ先
 クラブヴォーバン事務局
 TEL:03-6205-4493
 メール:ito-a□club-vauban.net(□を@に変えてお送りください)

ニュースリリース(持続可能な発展を目指す自治体会議・第3回).pdf
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2015年

11月

30日

「森林×企業」で日本の活力を生み出す…下川町協賛の未来共生シンポジウムが開催されます!(2015.12.10 東京・有明)

12月10日に東京・有明にて、持続可能な発展を目指す自治体会議メンバーである下川町協賛の未来共生シンポジウムが開催されます。
地域資源である森林を活用し、都市・企業とも連携して地域の価値創出と経済循環を生み出している下川町。地方創生とビジネスをどうつなげるか?地域と連携して新たなビジネスや価値を生み出すには?などなど、今後の地域&ビジネスを考えていくうえで欠かせない内容+地方とビジネスパーソンのマッチングの場でもありますので、皆さまも是非ご参加ください!

■開催概要
 テーマ:未来共生シンポジウム
     「森林×企業」で日本の活力を生み出す
     森林のまち北海道「しもかわ」の新たな地方創生の取組みとその可能性
 日 時:2015年12月10日(木)15:30~18:30 予定
 場 所:東京コンファレンスセンター有明
     (東京都江東区有明3-7-18 有明セントラルタワー4階)
 主 催:日経エコロジー
 協 力:日経ビジネスオンライン、日経BP環境経営フォーラム
 協 賛:下川町
 参加費:無料

■内容
 ・「地域資源を活用した地方創生」
   ~地域資源を活用するビジネスから未来社会へのビジネスへ~
  (環境省大臣官房長(地方創生コンシェルジュ)森本英香氏)
 ・下川町の取組み
  (下川町環境未来都市推進課)
 ・パネルディスカッション
  「都市・企業との連携による新たな価値創造」
  (下川町の団体・企業、
   日経BP環境経営フォーラム事務局長兼日経エコロジー副編集長 斎藤正一氏)
 ・懇談・商談・展示(企業誘致、企業とのマッチング、移住促進商品紹介など)

■申込方法
 下記リンク先(日経BP社)からお申込みください。
 http://ac.nikkeibp.co.jp/eco/1210mirai/
 ※このイベントは日経IDの会員限定イベントですので、
  お申込みには日経IDへの会員登録が必要です(無料)。
  会員登録も上記のリンク先から行うことができます。

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2015年

10月

26日

持続可能な発展を目指す自治体会議(第2回)を開催しました

2015年10月15日に第2回会議を実施しました。
前回は会員自治体と講師・スタッフのみに限定していましたが、今回は会員以外の自治体関係者をはじめ、研究者や一般の方などにもオープンなかたちで実施し、合計約70名にご参加いただきました。

特別講座では、省エネ建築・改修とエネルギーの高効率化をテーマに3つのレクチャーを実施。
ドイツのエネルギーシフトの全体像や日本の自治体でエネルギーシフトに取り組むと地域はどうなるのか?などを解説し、自治体ができる具体策について提案しました。

本会議では、再エネと都市計画を中心に3つのレクチャーを実施。
再エネが地域にもたらす雇用や税収などの経済効果、ドイツにおける省エネ・再エネの補助金等の支援策とその効果、持続可能な都市・シアトルの都市計画や不動産価値の維持につながる取組について解説・情報提供しました。
会員自治体の岩手県葛巻町からは、電力自給率が約166%にものぼるクリーンエネルギーや若い世代を呼び込む定住促進策など、数々のユニークな取組事例の発表がありました。

開催概要は次のとおりです。

<特別講座>
 日 時:2015年10月15日(木)13:00~14:30
 場 所:フクラシア浜松町会議室B
     (東京都港区浜松町1-22-5 浜松町センタービル 6階)
 参加自治体:北海道下川町、ニセコ町、岩手県二戸市、葛巻町、鳥取県北栄町
 テーマ及び登壇者:
 ・分散型エネルギー コジェネ&地域暖房、ドイツの事例から
  (CV代表・在ドイツジャーナリスト 村上敦)
 ・エネルギーシフトによる地方創生 ~地域を豊かにするエネルギーシフト~
      (CV理事・一社日本エネルギーパス協会代表理事 今泉太爾)
 ・もしボロい公営住宅を省エネ改修したら…
  (CV理事・(株)日本エネルギー機関代表 中谷哲郎)

<本会議>
 日 時:2015年10月15日(木)15:00~18:30
 場 所:フクラシア浜松町会議室B
     (東京都港区浜松町1-22-5 浜松町センタービル 6階)
 参加自治体:北海道下川町、ニセコ町、岩手県二戸市、葛巻町、鳥取県北栄町
 テーマ及び登壇者(抜粋):
 ・地域における再生可能エネルギーによる経済価値の創造
  (立命館大学経営学部教授 ラウパッハ・スミヤ ヨーク)
 ・省エネ対策促進のための支援策の評価
  (環境政策研究者 西村健佑)
 ・住宅中古流通の活性化と不動産の資産価値の維持について
  (不動産コンサルタント 長嶋修)
 ・自治体事例発表 山村のもつ力
  (葛巻町町 鈴木重男)

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2015年

10月

23日

不動産コンサルタント・長嶋修さん、さくら事務所代表・大西倫加さんインタビュー 【後編】

マクロ対策プロジェクトチームの長嶋修さん(不動産コンサルタント)、大西倫加さん(さくら事務所代表)へのインタビュー後編です。
今回はお二人が活動を共にするきっかけ、クラブヴォーバンと活動を共にするきっかけ、目指す社会のイメージについてお話を伺いました。

CV事務局:
大西さんも広告業界にいらっしゃったとのことですが、お二人が一緒に活動されるようになったきっかけは何だったのでしょうか?

大西:
私は広告、マーケティング、PR畑を渡り歩いてきまして、小さいベンチャーをクライアントにしたマーケティング企業にいたのですが、その時に長嶋をクライアントとして担当したのが始まりでした。
長嶋が独立してさくら事務所を立ち上げたばかりの頃は事業がうまくいかなかったのですが、その時に起死回生のテレビ出演という出来事がありました。それで、長嶋が「テレビに出演するだけでこんなに広く認知してもらえて、知ってもらえるといいサービスだということが分かってもらえて、依頼が入る。こういう状況を継続的に作りだすことで広く知ってもらうことができるんじゃないか」と考えて、各種PR・マーケティング会社をあたって、私が当時所属していた会社に来たというわけです。
その時、私は不動産・建築業界というのは自分自身経験が無く、担当するのも初めてで、しかも自分で家が欲しいと考えたこともなかったので、業界がどうなっているかということも全く分かりませんでした。さくら事務所や長嶋をPRしていくために色々な話を長嶋から聞いて勉強していくうちに興味を持ち、色々な社会的な課題に対してさくら事務所は私にとって納得できるソリューションを提供している会社で、手前味噌ですけれど素晴らしい活動だし、長嶋の理念や視野の広さにも惚れ込んだというのもあって、さくら事務所・長嶋のPRにのめり込んでいきました。そこでご縁をいただいたというか、長嶋から中に入って専属でガッツリやってくれないか?という話をもらって、それでジョインすることになりました。

長嶋:
10回ぐらい断れたんですけど(笑)

大西:
そもそも私もフリーランスで独立してやっていきたいという思いもあったので、最初は断っていたんですけれども、色々色々諦めずにアプローチしてもらいました。

CV事務局:
クラブヴォーバンと活動を共にするきっかけはどのようなものだったのでしょうか?

大西:
中谷さんとは広報の仕事をしているときに、まだ媒体にいらしてよく存じ上げていたんですが、早田さんとも親しくなったのは共通の知り合いの飲み会でした。
お互い分野は違いますが、広い意味で日本の不動産市場や人と不動産の関係をより良いものにしようとか、今よりももっと良い住宅や仕組みを次世代に残そうという想いが一緒だったので、やたらと話が盛り上がって、そこからですね。
その後、ドイツに滞在中にヴォーバン5に混ぜてほしいと言った覚えはあるんですが、どうしてドイツに一緒に行ったのかは…

早田:
それは僕が強引に誘いました。ご一緒したかったので、MITツアー(CV代表村上が欧州在住ジャーナリスト池田氏・滝川氏とともに実施している中欧視察)に。いいですよって言ってくれた時は「マジっすか!」という感じで。

CV事務局:
それが2年ぐらい前のことですね。ドイツに一緒に行くとやはり盛り上がりますよね。
さて、お二人は不動産市場を変えることを通して社会全体を変えたいと思っていらっしゃるとのことですが、社会全体のあるべき姿というのはどんなイメージでしょうか?

長嶋:
仕事をすることで自分や周りが五方良しになっていくことです。
仮にお金が存在しない世界があるとすると、そこで自分は何をしているか?ということを考えながら私は仕事をしています。すごく理想的な社会では、水を飲みたければいつでも飲めるし、お肉屋さんに行けばお肉をもらえるし、生活は全く困らないんですね。なぜ私がそういう待遇を受けられるかといえば、不動産のところで社会に貢献しているからです。そんな、全体が最適化された世の中はなかなか訪れませんが、そこを理想としながらやっています。
不動産に限らず、社会経済構造みたいな、そういうところに私は興味があります。今のドイツの省エネによる社会経済構造のスタイルも良いと思いますが、その前に、ドイツでは昔から「どんな世の中がいいのか?」という議論や研究が盛んです。社会経済構造の中に不動産をどう乗っけていくか、という感覚で仕事をしています。
今は良くも悪くも資本主義経済=人の欲望を利用したシステムで、それはそれで色々な効用はあるんですけど、このシステムを続けていきたいんだったら、いいことをやっている人や企業が社会的に認められて売上げも上がる、という形に持っていくことが必要です。

大西:
日本人特有の性格的なことなのかもしれませんが、多くの人が先に対して不安を抱いているじゃないですか。例えば、これで結婚して子どもを持って生活していけるのか?と思ったり、老後に対する漠然とした不安でお金を貯め込んだり。常に先の不安に対して対処するために保険をかけたり、お金を貯めたり、そういう風潮がゼロになるとまではいわなくても、先はわりと明るくて楽しいものだという、そういう根源的な安心感に支えられているみたいな方向にひっくり返せないかなと思っています。
それをするには大きく2つあって、1つは社会保障や税金のような制度を転換していくことが必要だと思います。
もう1つ大きいのは、買った住宅が資産になるとか、あるいは借りて住んでいる住宅も、コストが安価でも安心して長く心地よく住める、そういう住まいの部分が安心できる土壌にあると将来的な不安は軽減されると思います。特に、買った家が資産になると色々な意味で大きな不安払拭につながると思います。
そういう土壌を作れるといいな、それが今、短期的に目指す姿です。

CV事務局:
1人1人が五方良しを体現し、将来を想像してワクワクする…私もそんな世の中で暮らしたいです。
それぞれの仕事や得意分野から、そのための仕組みづくりができればいいなと思います。
ありがとうございました。

お二人の所属する(株)さくら事務所、NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会はこちらです。
▼株式会社 さくら事務所
 http://www.sakurajimusyo.com/
▼NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会
 http://www.jshi.org/

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2015年

10月

13日

不動産コンサルタント・長嶋修さん、さくら事務所代表・大西倫加さんインタビュー 【前編】

日本初の個人向け不動産コンサルティング、ホームインスペクションなどなど、日本の不動産業界を変革し、新しい当たり前を生み出し続ける(株)さくら事務所
その創業者・現会長で不動産コンサルタントの長嶋修さん、現代表の大西倫加さんはクラブヴォーバンのマクロ対策プロジェクトチームのメンバーとしても活動しています。
このお二人が何を目指し、どのような思いで日々活動されているのか、お話を伺いました!

クラブヴォーバン事務局(以下「CV事務局」):
さくら事務所の理念は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」とのことですが、これはどういうことでしょうか?
また、この理念を実現するためには何が必要でしょうか?

長嶋修さん(以下「長嶋」):
私はもともと広告業界から転職して不動産業界に入ったんです。その時に、不動産業界は色々とおかしいと思いました。例えば、戦後しばらくは住宅の数が絶対的に不足していて、量を追求している時代でした。しかし、数が満たされて次は質への転換が必要だったのに、いつまで経っても質への転換がなされませんでした。質というのは、代表的なものは例えば省エネです。
日本の人と不動産の関係が良くなることはみんなが幸せにつながりますし、ドイツのように経済全体も良くなります。私たちの理念に五方良しというものがありますが、依頼者、自分自身、会社、業界、ひいては社会全体が良くなるような、自分たちが仕事をすることで全体が良くなるような仕事のスタイルを追求しています。
そういう意味では不動産や住宅でなくてもよかったのですが、不動産や住宅は一番影響力が大きいですし、今まで変わっていなかっただけに変え甲斐があります。

大西倫加さん(以下「大西」):
人と不動産のより幸せな関係とは大きく2つあると思います。
1つは、その不動産を通じて、その方個人が幸せ・快適と感じるという主観的な尺度。これは今でも十分幸せを感じている方々もいらっしゃり、それはそれでいいと思います。
もう1つは客観的に、その不動産が本当の意味での資産価値、平たく言えば換金作用を持つかということです。今の不動産取引の仕組み・不動産市場のあり方では、個人がどれだけ愛着を持って住宅を大事にしていたとしても、実際の流通の市場では築年数を経るごとに価値を毀損しているということになっています。
でも、きちんとした設計品質があって、丁寧に建てられていて、適切に維持管理がなされているものに関しては、築年数が何年であっても価値を保つ、あるいは価値が向上する、という形で流通していくマーケットを作ることが出来れば、本当の意味で住宅が資産になります。そうなると、住宅を活用して色々なオプションを持てるようになり、その結果、個々人の生活がより豊かになるし、日本の内需にも寄与することができます。
そういう世界を目指したいな、というところが理念に込められた想いの一つです。

CV事務局:
お二人は不動産に限らず社会の様々な面に対して理想をもって活動されていると感じます。

長嶋:
まさにあれ(「おもしろきこともなき世をおもしろく(高杉晋作)」の書を指して)ですよね。つまらない世の中を楽しくしないと、という。

大西:
私はつまらないとは思ってないですけど(笑)

長嶋:
僕もつまらないとは思ってないですけど(笑)、もっと面白くできる、ということです。

CV事務局:
長嶋さんが独立されたときは、個人向け不動産コンサルもホームインスペクションも日本では一般的ではなく、ゼロからの立ち上げで色々と苦労されたとのことですが、何をモチベーションにこれまで活動してこられたのでしょうか?

長嶋:
広告業界から来たので、わりとフレッシュな視点でこの業界のいいところ・悪いところを見ることができた、というのが大きかったですね。
業界の常識は社会の非常識、というようなことがたくさんありましたし。それに気が付いてしまうと、なんとかより良くしないとな、と。
あとは、最初は独立する気はなかったんです。当時勤務していた会社で、社内ベンチャーでやらせてほしいとプレゼンしたのですが、目の前でプレゼン資料を捨てられてしまって。これはもう独立するしかないなと思って、準備もしないで独立しました。だからすごい苦労しちゃって。1年目が70万円、2年目が150万円ぐらいの売り上げしかなかったので、その2年間は本当に大変でしたよ。

CV事務局:
道草を食べていたという自己紹介文を読んだときはびっくりしました!

長嶋:
野生の草は繊維が多くて、歯に挟まってしょうがないんですよ。
でも結構おいしいんですよ(笑)

CV事務局:
それでも自分の信じた道を進んでこられたのは本当にすごいことだと思います。

長嶋:
一回やってしまったら戻れないですからね。やるしかないし。
ここまで色々あったんですが、今世の中にある材料を全部足し合わせていっても良いものはできないので、新しい考え方とか新しい概念がまず必要だと思うんですよね。
日本人の悪い癖で、今の延長で出来ることをやろうとしがちですが、それでは世の中はあまり変わらないじゃないですか。理想とかビジョンが先にあって、そこから逆算して考えるぐらいじゃないと、大きく世の中を変える推進力みたいなものは生まれないと思うんです。
私はデカいことを言ってみんなにビジョンを描いてもらう。そういうことは結構有用なんじゃないかと思っています。

長嶋 修(不動産コンサルタント)
1999年、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社『株式会社さくら事務所』を設立、現会長。
『中立な不動産コンサルタント』としてマイホーム購入・不動産投資など不動産購入ノウハウや、業界・政策への提言を行なう。著書・メディア出演多数。

大西 倫加(さくら事務所代表)
マーケティング・PR業界を経てさくら事務所参画。2013年代表取締役社長就任。NPO法人日本ホームインスペクターズ協会理事。
経営・マーケティング全般に携わりながら、同社理念である、「人と不動産のより幸せな関係」を追求している。

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2015年

9月

04日

2015年10月15日に持続可能な発展を目指す自治体会議(第2回)を開催します

2015年10月15日(木)に都内で「持続可能な発展を目指す自治体会議(第2回)」を開催します。
1日で省エネ建築・再エネ・不動産・交通…といった様々なレクチャー&ディスカッションを予定しており、今回は自治体関係の方々の聴講を募集します。
今後の人口減少時代に対応するまちづくりを具体化するうえで道しるべとなる内容を準備しておりますので、ぜひご参加くださいませ!
お申込み・お問合せは下記担当までご連絡をお願いします。

 ※上記のほか、13:00~の特別講座では省エネ建築・改修、エネルギーパス(建物の燃費の見える化)、地域暖房・コジェネについてもレクチャーします。

■概 要
 日   時:2015年10月15日(木)
       13:00~14:30 特別講座
       15:00~18:30 本会議
 場   所:フクラシア浜松町
       (東京都港区浜松町1-22-5 浜松町センタービル6階)
 テ ー マ:①特別講座
       ・公共建築・集合住宅における省エネ改修について
        講師:中谷哲郎(株式会社日本エネルギー機関代表)
       ・省エネ建築の推進とエネルギーパスの活用
        講師:今泉太爾(一般社団法人日本エネルギーパス協会代表理事)
       ・地域暖房とコジェネ・エネルギーの高効率化について
        講師:村上敦(ドイツ在住ジャーナリスト)
       ②本会議
       ・地域における再生可能エネルギーの経済価値の創造      
        講師:ヨルク・ラウパッハ教授(立命館大学経営学部)
       ・地域における省エネ建築による経済価値の創造
        講師:西村 健佑(ベルリン自由大学博士課程)
       ・住宅中古流通の活性化と不動産の資産価値の維持について
        講師:長嶋 修(不動産コンサルタント)
       ・人口が少ない農村部におけるオルタナティブな交通戦略
        講師:村上 敦(独在住ジャーナリスト)
       ・自治体事例発表
        発表者:葛巻町
 会員自治体:北海道下川町、ニセコ町、岩手県葛巻町、二戸市、鳥取県北栄町
 参 加 費:20,000円+税(1組2名様まで)

■お申込み
 このページから申込書をダウンロードし、
 事務局・伊藤( ito-a□club-vauban.net )までメールまたはFAXでお送りください。        
 ※□を@に変えて送ってください

☆持続可能な発展を目指す自治体会議とは?
 →こちらのページもご覧ください

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2015年

8月

06日

5つの専門分野でプロジェクトチーム結成

「持続可能な街を作るために」という目標(ビジョン)を掲げ、2008年から精力的に活動を続けてきた一般社団法人クラブヴォーバンは、これまでに奇跡的な出会いに恵まれ、多様な専門分野でご活躍中の皆さんが、プロジェクトメンバーとして集う強力な『場』を形成するようになりました。
 
毎年、PJ25(プロジェクト25:CO2排出量90年比で2020年25%削減)と称する連続講座を5回から6回実施してきていますが、発足当初は、エネルギー政策全体について語るというような抽象的だった内容も、そうした専門家の方々の参加によって、ゼロエネ建築の推進、建築物の燃費表示、既築ストックの省エネ改修、再生可能エネルギーの推進、FITの活用、地域熱供給事業、不動産取引、ファイナンシャルプラン、空き屋対策、持続可能な都市計画、自転車交通を柱とした交通政策など、様々な具体的な社会を、街を持続可能にするためのアイデアが満載された連続講座へと昇華していっています。
 
また、PJ25だけではなく、臨時講座や大きな会場を借りてのシンポジウムなど、このクラブヴォーバンという『場』では、多様なアイデアが生まれ、貴重な情報が提供され続けています。
さらに、一部のアイデアは、ここからスピンアウトして、事業として成立するようにもなっています。

今回は新たに、クラブヴォーバンのそうした専門性能力(パワーステーション)をより迅速に、活発に、クラブヴォーバンの会員の皆さま、あるいは社会に提供してゆくため、それぞれのプロジェクトメンバーの専門性を活かした5つのプロジェクトチーム(PT)を編成しました。

いずれのPTも持続可能な街を作るための重要な鍵であり、まずは今後の数年間は、この5つのPTを中心として情報発信を続けてゆきます。ご興味があれば、是非この『場』にご参加下さい。
                                         (村上 敦)


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2015年

1月

07日

新年のご挨拶(2015年)

明けましておめでとうございます。
 
2015年がスタートしました。これまで皆様方にはお世話をかけてばかりのクラブヴォーバンですが、今年もよろしくお願いいたします。
 
クラブヴォーバンのビジョンは、持続可能な社会を実現することにあります。そのために必要不可欠なツールとして、これまで私たちは建物における省エネ、そして太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの推進に尽力してきました(これらの対策の位置づけは
 ヴォーバン10カ条 をお読みください)。

お陰さまでこれらの分野においては会員の皆さまにも一定の知見を与えることができるようになり、同時に、仲間や会員の皆さまにも経験値が蓄積され、ある一定の実績や成果が見られるようになってきています。

2015年からは、いよいよ本丸の都市計画の分野に、そしてマクロのエネルギー対策として地域暖房やコジェネの分野においての活動を開始してゆきます。そのために、これまでの民間企業だけの体制ではなく、日本の中でも考えや対策の進んでいるパイオニア自治体の方々とも連携します。具体的には2015年2月に、「持続可能な発展を目指す自治体会議(略称:持続会)」を設立。詳しくはこのHPや会員用のメーリングリストなどでご報告させていただきます。
 
クラブヴォーバンは、持続可能な社会を実現するために今後もより一層努力を続けてゆきます。本年もどうか暖かく見守ってくださいませ。
 
2015年1月1日 一社クラブヴォーバン代表 村上 敦

新年あけましておめでとうございます。

08年にスタートし、09年に設立した(一社)クラブヴォーバンもいよいよ6年目を迎えました。
これまで、村上代表を中心に、ドイツの情報をお届けしたり、視察を大勢迎えながら活動をして参りました。
省エネ、再エネからいよいよ地域暖房、コージェネの分野まで裾野が広がって参りました。

早田も業界で20年ほど活動をしていますが、エネルギーパスに始まり、パッシブハウスレベルの省エネ、そしてマイクローコージェネと空調・換気・蓄熱の考え方など「省エネ」「設備空調」「再エネ」とトータルで知識、経験を積まなければいけないことを実際に感じています。


「解っているつもり・・・」になってしまったら成長は止まります。

今年も、早田自ら現場で学び 実践し、日本が持続可能な社会になれるように全力で取り組みたいと思います。 

本年もよろしくお願いします。

2015年1月1日 一社クラブヴォーバン代表理事 早田 宏徳


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